コノコト編集室に、1通のメールが寄せられました。中学生の息子を持つ富山市の女性からでした。
”今、発達障害や児童精神について少しずつ取り上げられるようになってきて嬉しいです。我が家の中学生の息子もグレーゾーン。不登校の苦しい時期も経験し、医師、教育センター、スクールソーシャルワーカーさんの見守りの中で、今のところ頑張っています。”
メールにある“グレーゾーン”とは、発達障害の傾向や特性はいくつか見られるものの診断はされていないという意味です。
”そんな息子が私にメッセージを書いてきました。グレーゾーン、発達障害でもこんなに成長できることを、たくさんの大人の方に知っていただきたいです。”
そのメッセージがこちらです。
※アイコンなど画像の一部を加工しています。
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2023年4月、国は「こども家庭庁」を設置しました。「こどもまんなか」社会の実現をスローガンに掲げ、子どもたちの声を聞き、子どもたちにとって最も良いことは何かを考えて政策に反映していくといいます。
「こどもまんなか」の社会
「こどもまんなか」の学校
「こどもまんなか」の家庭とは?
ヒントをもらいに、メッセージを書いた中学生K君とお母さんに会いに行きました。
連載は5月29日から毎週月曜日、マガジンプラン記事として公開します。