こんにちは!やちやちメンバーのNaoです。

今の季節、草むらに入ると、ズボンの裾などに草の種がたくさんつきますよね。

先日、ちょっと草むらを歩いただけで三角の草の種がくっついてきました。

私たちが子どもの頃、空き地や草むらで遊ぶと、ズボンの裾や靴下にたくさんくっついてチクチクするし、知らずに洗濯機に入れると、他の洗濯物に移るといって母を困らせたものです。

犬を飼っていた時は、散歩の後、犬の全身に種がくっついて、一つ一つ取ってあげるのが大変だった記憶があります。

おいしい実のなる植物は、実を動物に食べてもらうことで移動し、広い範囲に子孫を増やしますが、おいしい実がならない草花は、動物にくっついて移動する作戦だそうです。

頭いい~~!!

私は「くっつき虫」と呼んでいましたが、正式な名前は何なんだろう?

もともとどんな花なのかも知らないので、三角の種のことをネット検索してみました。

名前は「ヌスビトハギ」

名前の由来は、三角の形がドロボー(盗人)の足跡に似ているからだそうです。つま先立ちでそーっと歩いた足跡でしょうか?

北海道から沖縄まで広く生息し、花期は7~9月です。ピンク色の小さな花が咲くそうですが、あまり印象に残っていません。

私が「くっつき虫」と呼んでいたのは、この三角の種だけではなく、もっとチクチクしたものや黒く尖ったものもありました。

動物にくっついて移動する種を全部まとめて「くっつき虫」や「ひっつき虫」と呼び、50種類くらいあるそうです。

代表的な「くっつき虫」。一度は目にしたことがあるのでは

もしズボンの裾などに三角のくっつき虫がついていたら、近くにヌスビトハギが生えているかもしれません。探してみるのも楽しみです。

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