創刊5万号記念 北日本新聞記事データベースサービス
北日本新聞社は2026年3月、前身の中越新聞第1号から数え5万号を迎えるのを記念し、北日本新聞記事データベースサービスを始めます。明治から令和まで140年の紙面データを収録し、「読みたい」「知りたい」ニュースが手軽に検索できます。地方紙ならではの郷土の情報は政治、経済、社会、文化、スポーツと幅広く、圧倒的な量と質を誇ります。官公庁の業務支援や企業のマーケティング調査など、さまざまな用途にご活用ください。なお、26年4月以降も年契約していただける方は3月の1カ月、無料でご利用いただけます。
1.記事検索機能
キーワードを入力し、2020年から最新の記事まで探すことができます(予定)。
※土日祝日・お盆期間・年末年始を除き、毎日更新します。
※著作権、人権に配慮し、見出し表示のみの記事もあります。2次利用の許諾を得ていない記事については公開しません。
※検索範囲は順次拡大します。
キーワードや掲載日を入力します

合掌造りのワードを含む記事一覧が表示され、読みたい記事を選びます。

見出しをクリックすると、記事全文が表示されます。

2.紙面イメージ検索機能
掲載日で検索し、1884~2004年までと直近2年分の全紙面を閲覧できます。2005年~直近2年までの間は、1面と号外を読むことができます。
※紙面イメージは年代により収録していないものや、欠損や不鮮明で読みにくいものがあります。
※土日祝日・お盆期間・年末年始を除き、前日の紙面を追加します。
※収録した新聞
▽北日本新聞
▽北陸夕刊/富山日報/北陸日日新聞/北陸タイムス/高岡新聞/富山日報/北陸政報/北陸公論/高岡新報/高岡商況日報/中越新聞(いずれも北日本新聞の前身)
掲載日を入力します。 (例:9月13日で検索)

当日の各面が表示されるので、読みたい紙面(ページ)を選びます。

紙面をクリックすると、紙面全体が表示されます。

3.切り抜き紙面機能
紙面全体から特定の記事を切り抜き、ダウンロードして保存できます。
※2025年秋以降掲載の記事が対象です。
※著作権、人権に配慮し、対応していない切り抜き紙面もあります。
※紙面をコピーして広く配流する場合は新聞社の許諾が必要です。
著作物利用の申請は北日本新聞社読者センターに問い合わせてください。

4.学習支援データベース
小中学生の授業や学習のサポートを目的としています。「注目ワード」は社会の関心の高いワードで興味あるニュースを探せます。「できごと一覧」は明治から令和まで富山、日本、世界の主なトピックを140年分取りそろえました。
注目ワードの例
〇トランプ関税 〇2026年サッカーW杯 〇富山発の次世代エネルギー
〇2024年能登半島地震 〇戦後80年 〇スマートシティ など

できごと一覧の例
〇大阪・関西万博が開幕 〇北陸新幹線開通 〇黒部ダム完成 〇富山大空襲
〇大正の米騒動 〇富山市から日露戦争出征 〇明治の神通川の大洪水 など

ご利用料金

図書館向け、報道機関向けサービスもあります。
お気軽に問い合わせください。

富山国際大・三浦信明教授に聞く
信頼性高く有用な情報
情報分析が専門の富山国際大現代社会学部・三浦信明教授に、情報社会における記事データベース公開の意義を聞いた。

―情報社会の進展で、大量の情報が飛び交う時代だ。
メディアやSNSの発達で有象無象の情報があふれ返り、有用な情報を見いだすのが難しい。その中で、受け手側が必要な情報を選び、真偽を見極め、活用する力が追いついていない。必要な情報を的確に得るには知識の底上げが必要だと考えている。発信者を確認する、発信者の意図をつかむ、複数の情報源を当たるといったことが求められ、手間と時間がかかる。これも一つの世相かもしれない。
―記事データベースを公開する意義をどうみるか。
新聞報道は、真実を広く社会に伝えることを目的とし、信頼性の高い情報が生命線だ。内容の網羅性から世相の鏡とも言え、すべての情報があるというのは大きな価値を持つ。記事 データベースの検索は、時間で見れば歴史軸、ジャンルであれば政治や経済、文化、地域などの軸があり、一つの記事を線にも面にも瞬時に広げ、俯瞰できる。特に富山に関する情報が質量とも充実しているのは大きな魅力だ。
―研究者としてどのような活用法があるか。
時代と地域という両軸で記事に含まれる単語や数値データを集めて分析し、富山の地域課 題の考察や世相の分析に活用したい。連載記事は問題意識が高く、そのテーマの全体像の把 握に役立つ。賢者は歴史に学ぶというように、行政や民間でも用途があるだろう。富山の歴 史などが学べる学習支援用データベースは小中学生向けとのことだが、私のような県外か ら来た大人こそ仕事柄、富山を深く知るために活用できるのではないか。
問い合わせ・申し込みは下記フォームから
北日本新聞読者センター
電話 076-445-3565 9:00~17:00(土日祝・年末年始・お盆除く)
FAX 076-445-3444
Email:dokusha@kitanippon.co.jp