クリスマスが近づいてきました。ことしはどんなケーキを選びますか。トレンドは「食べきりサイズ」。CDやDVDと同じ直径12cmの4号サイズを中心に紹介します。これは一般的に2人分の大きさ。2人分と聞いて、あなたは誰を思い浮かべましたか。その人のために、どんなケーキを準備しますか?(情報は取材時の内容です)

発酵美人さくら(高岡市)

甘酸っぱさあふれる 華やかなイチゴのタルト

「いちごのタルト」(4号4,320円) カスタードに生クリームをブレンドした「ディプロマットクリーム」がイチゴのフレッシュな味わいを引き立てる。5、6号も用意

発酵バターを使った風味豊かなタルトがそろう「発酵美人さくら」では、クリスマス限定のホールタルトが人気を集めている。「いちごのタルト」は滑らかなイチゴのムースにこくのある自家製クリームを重ね、色鮮やかなイチゴをたっぷり飾り付けた。果実の華やかな香りとムースの甘酸っぱさが合わさり、口に運ぶたびにイチゴのおいしさがあふれる。

「モンブラン」(4号4,320円) サクサクのメレンゲ生地にチョコレートスポンジと栗の渋皮煮をのせ、生クリームとマロンクリームを絞った。5、6号も用意

今年のクリスマスはホールタルトとモンブランに加え、カットタルトを17種類用意する。フルーツを敷き詰めたものや、タルト生地の上にケーキをのせたものなどさまざま。家族や恋人と一緒に、どれにしようか選ぶ時間も楽しそうだ。

ホールスタッフの高澤千春さん
12/17まで店頭で要予約、
引き渡しは12/22〜25

cake&coffee ぽっくる(富山市)

鮮やかな色使いに繊細な味わい

「ルージュ」(4号4,000円) 程よい酸味のフランボワーズムースを、ビビッドな赤色のチョコレートでコーティング。ふんわり滑らかな舌触りを楽しんで

クリスマスのテーブルを華やかに飾るなら、鮮やかな赤いケーキはいかが。

「cake&coffee ぽっくる」の「ルージュ」は赤色のチョコレートに包まれ、クリスマスらしい特別感にあふれている。中はフランボワーズムースやプリンクリーム、チョコクリームなどが層を成す。二つのクリームの甘みとフランボワーズの酸味が調和し、繊細な味わいにまとまっている。

「ノエル・ド・ショコラ」(4号3,800円) ビターなチョコスポンジと生クリームの上品かつ濃厚な味わいが広がる。5号も用意する

つややかなチョコレートに金粉をあしらった「ノエル・ド・ショコラ」もおすすめ。クリスマスの星空をイメージしたというロマンチックなケーキだ。オーナーパティシエの富川嘉文さんは「ケーキと共に幸せな時間を過ごしてもらえたら」と笑顔で話す。

オーナーパティシエの富川嘉文さん
店頭で要予約、
予定数に達し次第受け付け終了。
引き渡しは12/21〜25

撮影:南部スタジオ、竹田泰子