クリスマスが近づいてきました。ことしはどんなケーキを選びますか。トレンドは「食べきりサイズ」。CDやDVDと同じ直径12cmの4号サイズを中心に紹介します。これは一般的に2人分の大きさ。2人分と聞いて、あなたは誰を思い浮かべましたか。その人のために、どんなケーキを準備しますか?(情報は取材時の内容です)

Petit a Petit(プティ ア プティ)(砺波市)

まんまるケーキをみんなで囲んで

「スノードーム」(4号3,024円) ふんわりとしたシルエットがキュート。ベースはシンプルなショートケーキで、イチゴを挟んでいる。5号もある

全5種類そろえるクリスマスケーキの中で、今年新しく登場したのが「スノードーム」。名前の通りきらきらと雪が舞うスノードームをイメージして丸い形に仕上げた。イチゴのショートケーキを淡いピンクやブルーの生クリームでデコレーションし、かわいらしい印象に。フルーツの飾りがない分、価格は抑えめだ。パティシエの林亜希子さんは「例年はカットケーキというご家庭も、わくわく感いっぱいのホールケーキを囲んで楽しんでもらえたら」と話す。

「フロマージュベリー」(5号4,860円) 2種類のチーズケーキをホワイトチョコで包んだ。チョコなどの飾りは変更する場合あり

「フロマージュベリー」はベイクドチーズケーキとマスカルポーネムースが層になっており、二つの味わいが重なり合う。

スタッフの下山幸江さん(左)、 パティシエの林亜希子さん
12/20まで要予約、
引き渡しは12/21〜25

akipeco sweet kitchen(アキペコ スイート キッチン)(富山市)

360度どこから見ても“ゆめかわ”に

「ゆめかわクリスマスケーキ」 (4号4,000円) パステルカラーのクリームはさっぱりとした甘さで、ケーキに挟んだイチゴとの相性もぴったり。5、6号も用意

カラフルなクリームの上で、サンタクロースのアイシングクッキーが穏やかな笑顔を浮かべる。メルヘンなモチーフをちりばめた「ゆめかわクリスマスケーキ」は、360度どこから見てもかわいい。デコレーションの土台となるケーキには国産イチゴをたっぷり使用した。アイシングクッキーのサクサクとした食感も楽しく、見ても食べても幸せな気持ちになれる。

「たらりんチョコのクリスマスケーキ」(4号4,300円) イチゴと生クリームのケーキにチョコレートソースを垂らして華やかに仕上げた。5、6号も用意

普段はデコレーションケーキや焼き菓子をオーダーメードで制作している。オーナーの森亜希子さんは「見た瞬間に、わあっとうれしくなるようなスイーツを作っていきたいです」とほほ笑む。

オーナーの森亜希子さん
12/1夜から予約開始。
予定数に達し次第受け付け終了。
引き渡しは12/24・25
※詳細はインスタグラムを確認

お菓子のアトリエ ゆきぼんとりんごの木(氷見市)

素材にこだわったプリンとケーキを一緒に

「生クリーム&プリンケーキ」(4号5,100円) プリンはしっかり硬めで食べ応え十分。手作りクッキーを飾って販売する。フルーツは変更する 場合がある

ケーキの真ん中に、大きなプリンがどどんと鎮座している。インパクトのあるこのケーキは、「プリンとケーキを一緒にできないか」という客の声に応えて誕生した。ふわふわのスポンジにむっちりとしたプリン、滑らかな生クリーム。スイーツ好きの心をわしづかみにする組み合わせだ。前懐かしさを感じるバタークリームケーキもこちらの人気商品。生地の間に挟むバタークリームの一部を、この時期は赤いラズベリージャムに換えてクリスマス気分を演出する。

「バタークリームケーキ」(1個550円) フリルのようなクリームのデコレーションが美しい。クリスマス仕様のラズベリージャム入りは12/1から25まで販売
オーナーパティシエの坂下友紀さん
12/15の17:00まで要予約、予定数に達し次第受け付け終了。
引き渡しは12/21・22の9:00〜15:00、24・25の12:00〜19:00

撮影:南部スタジオ、竹田泰子、さいとう写真事務所