クリスマスが近づいてきました。ことしはどんなケーキを選びますか。トレンドは「食べきりサイズ」。CDやDVDと同じ直径12cmの4号サイズを中心に紹介します。これは一般的に2人分の大きさ。2人分と聞いて、あなたは誰を思い浮かべましたか。その人のために、どんなケーキを準備しますか?(情報は取材時の内容です)
フルーツギフトとナチュラルスイーツ FRUCRU(フルクル)(富山市)
体に優しいケーキで特別な一日を

「米粉のクリスマスケーキ」(4号4,000円) 泡立てた豆乳メレンゲを入れて、きめ細やかな生地に仕上げている。アイシングクッキーは別売り
ショーケースに並ぶ色とりどりのケーキや焼き菓子。これらは全て小麦粉や卵、乳製品、白砂糖を使っていない。米粉や豆乳などの植物性材料のみで作られており、アレルギーがある人や健康志向の人から好評を得ている。「体にいいものを食べたな、と思えるスイーツを提供したい」とオーナーの椀澤静香さん。クリスマスケーキも同じ材料を使い、県産米粉で作るもっちりとした生地に、リッチで濃厚な舌触りの豆乳ホイップクリームがマッチしている。おいしいだけでなく体にも優しいケーキで、心も体も満たされるクリスマスを過ごそう。

「カカオのクリスマスケーキ」(4号4,300円) オーガニックのココアパウダーを使用。クリスマスケーキはいずれも5、6号も用意する。アイシングクッキーは別売り

オーナーの椀澤静香さん
12/18まで要予約、
引き渡しは12/21〜25
引き渡しは12/21〜25
フルールリブラン 栄町総本店(富山市)
クリームにフレークもチョコ尽くし

「チョコクリームデコレーション」(4号4,104円) フルーツはイチゴとブルーベリーをトッピング。5〜8号も用意する。クリームを使う「苺デコレーション」も人気
1963年創業の富山を代表するスイーツ専門店で、今季そろえるクリスマスケーキは10種類。そのうち「チョコクリームデコレーション」は、チョコレートクリームをふんだんに使う。表面やトッピングだけではない。ココアスポンジの間にも挟み、チョコがかかるフレークを忍ばせる。クリームの口溶けは滑らか。ふわりとしたスポンジと一体となり、チョコやココアの味で満たされる。

「9種のプチガトー・ノエル」(5,940円) いろいろな味を楽しめるよう、5cm四方ほどのケーキ9種類を詰め合わせる
「冬はなぜかチョコケーキの人気が高まります」と店長の荒井みゆきさん。「チョコが好きなお子さんからお年寄りまで、幅広い層に気に入ってもらえると思います」と胸を張る。

店長の荒井みゆきさん
12/18まで要予約、
引き渡しは12/15〜25
引き渡しは12/15〜25
撮影:南部スタジオ