こんにちは!
整理収納アドバイザーの高沢です😊

2024年元旦に起こった大地震。
これまで大きな地震が少なかった地域だけに、自宅の備えや心構えが気薄だったと思い知らされました😨

我が家では階段の飾り棚に置いてあったガラス製品が落ちて割れ、階段が通れない事態に😱もし夜中に地震が起きていて、2階で寝ていたらと思うと本当に怖かったです。

また、崩れてきたモノで逃げ出すのが遅れたり、倒れた家具で危ない目に遭ったりした方もおられるかもしれません。この地震で整理収納の大切さをさらに実感しました。

今回は【地震に備える収納術】がテーマです。

1. 転倒対策

タンスなどの置き家具は、L字金具や突っ張り棒を使って固定するのが転倒対策の基本です。また、造り付けのクローゼットや押し入れを活用して、置き家具を減らすのも対策です!
【断捨離】でタンスひとつ分空くこともあります。置き家具を見直してみましょう😉
断捨離方法はこちら


 
特に寝室には家具を置かないようにしましょう!
置く場合は腰高くらいまでの低めの家具を。家具の下には滑り止めシートを敷き、軽いモノを上に、重いモノを下に収納すると動きにくくなります。

2. 落下対策

モノは普段から収納し、出しっぱなしにしない習慣を付けておきたいですね!特にキッチンには落下すると危険なモノが多いので全部収納が理想的です。全部収納できない場合は【断捨離】で不要なモノを減らしてみるのも良いかもしれません。


 
キッチンだけでなく、リビングや寝室、玄関、廊下などの家中の飾り棚をあらためて点検してみてください。ガラス製品や陶器などが落下して割れると、避難の際にけがをする恐れがあります。オープン棚のモノは全部落ちると想定し、置き場所や置くモノを見直しましょう。

3. 飛び出し対策

収納していたモノが、引き出しや棚から飛び出す事があります!

基本的な対策は
□引き出しや引き戸は耐震ラッチ(錠)を付ける
□開き戸はチャイルドロックを付ける
□ガラス戸には飛散防止シートを貼る
□棚には滑り止めシートを敷く


 
さらに中のモノをまとめておくと散乱を最小限に抑えられます。
□書類はファイルケースにまとめる
□細かいモノは箱や缶ケースなどにまとめる

4. 通路確保

通路にモノがあると避難経路の邪魔になります😣普段から床にモノを置かない習慣を付けましょう!


 
□廊下・玄関にモノを置かない
□普段使いのバッグなどは一時置き場を作る
□買ってきたものは床に置かずすぐに収納する

5. ローリングストック

食品を備蓄しようとすると、置き場に困ったり、賞味期限が切れたりと長く続かないですよね😥わざわざ備蓄用としての置き場を作らず、レトルト食品や缶詰、乾麺などは普段から多めにストックしておきましょう。

必要な時に普通に使い、その分を補充して行きます。賞味期限の古い食品から消費して行けば期限が切れることはありません。

使いながらストックすることを『ローリングストック』と言い、災害時の持ち出し用ではなく、家での避難時用としてはこちらの方法がオススメです!


 
食品だけでなく、トイレットペーパーなどの日用品にも使えます。

日頃から習慣にしておくと、いざという時に家族や自分の身を守れるかもしれません。
 

高沢 友美(写真左)
整理収納が好きで、ただの趣味にするより資格を取っておこう!と2020年に整理収納アドバイザー1級を取得。片づけで心掛けていることは、1つ1つのモノに住所を作る時に「動線」を考えて1番使いやすい場所を指定すること。高校3年生、小学3年生、小学1年生の3姉妹の母。第6-7期コノコトレポーター。富山市在住。Instagram

yottan(写真右)
DIY歴8年。現在はクリエーターとして、空間デザイン、住宅や店舗のリノベーション、店舗看板やアンティーク調家具の製作などを手掛ける。DIYの面白さは、頭に浮かんだデザインを形にして、完成した時には喜びと感動を味わえること。22歳の社会人、高校1年、中学2年の母。高岡市在住。Instagram