こんにちは!ゆる薬膳担当のAKKO.です☆
毎日寒くて、朝日が昇っても温かいお布団から出たくないですよね。
ところで皆さん、血は足りていますか?女性の天敵である冷えは、とても血に関係しています。
検査で貧血と診断されていない方でも、実は血が足りていない人はすごく多いのです‼
漢方の世界では「気・血・水(きけつすい)を巡らせることが大切」と考えています。
簡単に言うと、「気」は元気や根気、やる気などの生きる力となるエネルギー。「血」は血液だけではなく、血を巡らせることで潤いや栄養、精神状態を安定させる働きも含んでいます。「水」は血液以外の体液、リンパ液や唾液、汗、尿、涙を指しています。
これら3つがたっぷりと満たされ、滞りなく巡っている状態を「健康」と考えているのです♪
風邪をひきやすい、冷え性、朝に食欲がない、声が小さい、すぐに諦めてしまう…こんな症状は大人だけではなく、成長期のお子さんにもみられませんか?
その原因は「血の不足」かもしれません。
血を増やすのに、とてもおすすめの料理は「参鶏湯(さむげたん)」♡
「参」とは高麗人参のことなのですが、なかなか手に入らないので、家庭でも作りやすい食材で代用した簡単レシピをお伝えします!
骨付き肉スープ~参鶏湯仕立て~
【材料】
・骨付き鶏肉(手羽元、ぶつ切りなど) 700g
・水 1.5リットル
・長ねぎ 1本
・人参 1/2~1本
・ごぼう 1/2~1本
・しょうが 1片
・にんにく 1片
・もち米 80g
・押麦 50g
・酒 200g
・塩 15g
※仕上げにお好みで
・長ねぎの青い部分
・クコの実 など
【作り方】
① 骨付き肉は軽く洗って、水、酒、長ねぎの青い部分と一緒に鍋に入れる。
② 強火にかけ、沸騰したら弱めの中火で30分ほどアクを取りながら煮る。
③ 長ねぎ、人参、ごぼうは食べやすい大きさに切り、にんにく、しょうがはすりおろし、もち米、押麦を入れて、20分ほどさらに煮込む。
④ 塩を入れて味を整える。最後に、千切りにした長ねぎとクコの実などを散らして完成!
血を作る力が強い骨の部分を使うのがポイントです!
体が温まって血流も増やせるこのスープで、元気に新年をお迎えください☆
◆AKKO.(あっこ)◆

富山やくぜん認定店で、ケータリングとお弁当専門店「AKKO.」代表。調理師、バランスボールインストラクターの資格も持つ。よく遊び、よく寝て、よく食べる店主による、料理とエンターテイメントを掛け合わせたお店作りを目指す。大学生の長男、小学生の双子姉妹、保育園児の次男、4児の母。富山市在住。Instagram