こんにちは!ゆる薬膳担当のAKKO.です☆

実りの秋といえば「芋・栗・南京(かぼちゃ)」。

前回のさつまいも続き、今回はかぼちゃを使ったレシピです♪

「芋・栗・南京」に共通する特徴は、腸の働きを助けて体を温めてくれること。また、一般的に果物や野菜に含まれるビタミンCは熱に弱いのですが、芋・栗・南京は熱に強いビタミンCが豊富なのです!

今回紹介するパンプキンポタージュは、牛乳やバターは使わず、ココナッツミルクとバニラ、シナモン、ローリエを使ってエスニック風に仕上げます☆

秋は日照時間が急に短くなるため、精神を安定させる働きをしてくれるセロトニンの分泌が減少してしまう傾向にあります。このため薬膳では、秋は「憂」の季節と考え、やる気や元気といった「気」を体中に巡らせることが必要になってきます。

ココナッツミルクは、胃や消化器官、口など消化吸収を担う「碑」の働きを助けて、イライラや不安感を解消してくれる優れものです。

バニラはあの甘い香りで気持ちをリラックスさせてくれて、感染症予防も期待できます。そしてシナモンは、数あるスパイスの中でもトップクラスの抗酸化作用があると言われます!

ローリエも「気」を巡らせてくれるので、メンタルが不安定になりやすい秋にピッタリのレシピになりました☆

ハロウィンパーティーの一品におすすめです♪

魔女のパンプキンポタージュ


【材料】
・かぼちゃ 380g
・玉ねぎ 100g
・油 大さじ1
・ココナッツミルク 250ml
・水 200~300ml
・塩 小さじ1弱
・バニラビーンズ 半分
・シナモンスティック 1本
・ローリエ 2~3枚

【作り方】
①    かぼちゃと玉ねぎを薄切りにする。

②    油を引いた鍋に①を入れて炒める。

③    玉ねぎが透き通ってきたら水、塩、シナモン、ローリエを入れて柔らかくなるまで15分ほど煮る。

④    バニラビーンズのサヤを半分にして種の部分を包丁でこそぎ取る。今回は種を使います。

⑤    ココナッツミルク、バニラを入れてひと煮立ちさせる。

⑥    シナモン、ローリエを取り出しハンドブレンダーでなめらかにする。

仕上げにかぼちゃの種やピンクペッパーをトッピングしてもGood⤴

秋は文化祭に運動会、遠足やハロウィンなどイベントが盛りだくさん☆このスープでメンタルを整えて、たっぷり秋を楽しんで♪

◆AKKO.(あっこ)◆

 

富山やくぜん認定店で、ケータリングとお弁当専門店「AKKO.」代表。調理師、バランスボールインストラクターの資格も持つ。よく遊び、よく寝て、よく食べる店主による、料理とエンターテイメントを掛け合わせたお店作りを目指す。大学生の長男、小学生の双子姉妹、保育園児の次男、4児の母。富山市在住。Instagram