こんにちは!ゆる薬膳担当のAKKO.です☆

まだ暑い日が続いていますが、曆の上ではすっかり秋ですね。

薬膳の世界では、自然界のあらゆるものを「木」「火」「土」「金」「水」の五つの性質に分類して考える「五行説」を基に、メニューや調理法を考えています。

体の臓器や季節、食材の色、味などすべてをこれらの性質に当てはめ、それぞれに与える影響やバランスを見ていくと『この季節は体のここが弱りやすいよ!』とか『この体質の方にはこの野菜がオススメだよ!』ということが分かってくるわけです。

薬膳として秋に注目したいのは、肺を元気にするメニュー!

なぜかというと、秋になると夏に開いていた汗腺が閉じます。すると体は余分な水分を汗腺以外から出そうとして、鼻水や咳が出やすくなります。それによって肺や鼻、のどの粘膜がダメージを受けやすくなる―と考えるからです。

そこで秋は、肺を潤す食材を使いましょう♪

秋の旬といえばさつまいも♡
この季節においしい「さつまいもの蜂蜜レモン煮」のレシピです♪

さつまいもは疲労回復や免疫力アップに、レモンと蜂蜜はどちらも肺を潤す効果があるとされます。

おかずにもおやつにもなるので、作り置きしておくと便利ですよ☆

さつまいもの蜂蜜レモン煮

【材料】

・さつまいも 300g
・水 200g
・蜂蜜 45g
・塩 少々
・レモン汁 大さじ2

【作り方】
①    さつまいもをきれいに洗って幅1㎝の輪切りにする

②    鍋に①のさつまいも、水、蜂蜜、塩を入れて中火にかける。

③    ひと煮立ちしたら弱火にして煮汁が半分になるまで5分ほど煮る。

④    ③にレモン汁を加えて、水分がほとんどなくなるまで煮る。

※蜂蜜は1歳未満のお子さんには与えないで下さい。水あめや砂糖で代用しましょう。

さつまいもは紫芋がオススメ。レモンを入れると反応してピンクになるので、子どもと一緒に作っても楽しいです♪

潤いたっぷりに、秋を楽しみましょう!

◆AKKO.(あっこ)◆

富山やくぜん認定店で、ケータリングとお弁当専門店「AKKO.」代表。調理師、バランスボールインストラクターの資格も持つ。よく遊び、よく寝て、よく食べる店主による、料理とエンターテイメントを掛け合わせたお店作りを目指す。大学生の長男、小学生の双子姉妹、保育園児の次男、4児の母。富山市在住。Instagram