前回まで「噛むことの大切さ」をお伝えしてきました。

今回は、よく噛んで食べるためのメニュー「切り干し大根とツナのサラダ」をご紹介します。

切り干し大根は硬い食材ですので、自然と噛む回数が増えます。

カルシウムも多く含まれていますので、骨の健康にも良いですね。

簡単に作ることができますので、副菜の1品にどうぞ。

■切り干し大根とツナのサラダ

【材料】2人分

  • 切り干し大根(乾燥) … 30g
  • かいわれ大根 … 10g
  • ニンジン … 20g
  • 塩(ニンジンの塩もみ用) … ひとつまみ
  • ツナ缶詰 … 70g
  • [A]
     マヨネーズ … 20g(大さじ1と小さじ1)
     しょうゆ … 6g(小さじ1)
     いりごま(白) … 5g
     こしょう … 少々

【作り方】

  1. 切り干し大根は、もみ洗いをして水気を軽くしぼり、10分ほどおく。食べやすい大きさに切る。
  2. かいわれ大根はさっと洗って2㎝程度に切る。
  3. ニンジンは皮をむいて長さ5㎝の千切りにする。軽く塩もみし、5分ほどおいて、水気をしぼる。
  4. ツナは缶詰から出し、汁をきる。
  5. ボウルに1~4を入れ、[A]を加えて混ぜ合わせる。

【栄養成分】1人分

  • エネルギー:164kcal
  • たんぱく質:8.3g
  • 脂質:9.4g
  • 炭水化物:13.0g
  • 鉄:1.0mg 
  • カルシウム:121mg 
  • 食塩相当量:1.0g

 

◆舘川 美貴子(たちかわ みきこ)◆

管理栄養士、公認スポーツ栄養士
富山市生まれ。中京女子大学(現 至学館大学)健康科学部栄養科学科卒業。
日本スポーツ栄養学会評議員。学生アスリートやプロスポーツ選手の栄養サポートを行っている。