こんにちは!ゆる薬膳担当のAKKO.です☆
暦は秋分の日を迎え、陽の季節から陰の季節へと変化しています。外へ向けていたエネルギーを内側に向け、冬に備えていきましょう。
秋は空気が乾燥しやすい季節。肺や喉の粘膜を潤す食材を、料理に取り入れてみませんか。今回の中華粥(がゆ)レシピで使用するれんこんは、肺の働きを良くし、喉の渇きや痛み、咳や痰などの改善も期待できます。また寒性の野菜なので、体の熱を冷ましてくれて、猛暑続きでのぼせたこのタイミングで取り入れたい食材とも言えます。
しょうがも肺の働きを良くし、かぜの初期症状にもおすすめです。さらにトッピングに使ったクコの実は、疲れ目、滋養強壮、老化防止に効果的です。
気を補う鶏肉も使用して、秋の食養生をしていきましょう♪
ささみれんこん中華粥
【材料】
・ごはん 200g
・ささみ 100g
・れんこん 100~150g
・しょうが 少々
・クコの実 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・酒 大さじ1
・塩 小さじ1
・水 1000ml
【作り方】
① ささみを水、酒、塩と一緒に鍋に入れ、弱火でアクを取りながら5分程ゆで、取り出してほぐしておく。
②れんこん、しょうがをすりおろし、ごはんとともに①に入れ、15分程ときどきかき混ぜながら煮る。
③ ごま油を入れ、軽く水に浸したクコの実とほぐしたささみを乗せる。完成!
今回は時短でごはんを使ったレシピをお伝えしましたが、生米から作るとさらに本格的な味わいになります。
その場合、ささみを入れるタイミングでしっかり研いだ米100gを入れ、ささみを取り出してから30分程とろとろになるまで弱火にかけます。
ほっこり優しいおかゆで、栄養がじんわり体に染み渡りますよ♪
◆AKKO.(あっこ)
富山やくぜん認定店で、ケータリングとお弁当専門店「AKKO.」代表。調理師、バランスボールインストラクターの資格も持つ。よく遊び、よく寝て、よく食べる店主による、料理とエンターテイメントを掛け合わせたお店作りを目指す。大学生の長男、小学生の双子姉妹、保育園児の次男、4児の母。富山市在住。Instagram
休日が楽しみになるレシピ、第2木曜日は「ノリノリ♪おにぎり」編、第3木曜日は「糖質オフクッキング」編、第4月曜日は「旬のお野菜 ときどき発酵食」編、第4木曜日は「ゆる薬膳」編をお届けします。