こんにちは!MASAKOです。
新米が本格的に出回る時期を迎えました。今回はあえてシンプルにお米のおいしさを味わえるレシピを紹介します。
炊きたての新米に、天然塩をひとつまみ。天然の岩塩や海水から昔ながらの製法で作られる天然塩は、精製塩と比較してミネラルが豊富なのが特長です。まろやかでコクのある塩味が新米の甘味や香りを引き立ててくれます。握りすぎず、ふんわり形を整えるだけで、お米の甘みがじんわりと口の中に広がります。
今回は能登名産の「和塩」を使いました。お好みで、焼きのりで香ばしさを添えたり、とろろ昆布で包んでうまみを重ねるのもおすすめです。飾らないけれど、心に残るおいしさです。

新米と天然塩でつくる、極上塩むすび

【材料】(2~3個分)
・炊きたての新米 … 1合分(約330g)
・ 天然塩(和塩、藻塩、焼塩、赤穂の塩、伯方の塩など) … 適量
・焼きのり、とろろ昆布※お好みで

【作り方】
① ごはんを炊く



新米は軽く研ぎ、30分ほど浸水してから炊きます。 炊きあがったらすぐに蓋を開け、しゃもじでふんわりとほぐします。余分な水分をとばしましょう。

②手塩を用意



手を軽く水で湿らせ、手のひらに塩を少しだけ広げる。

③握る



ご飯を手のひらにのせ、ふんわり空気を含ませるように三角に整えます。握りすぎないのがコツです。

④仕上げ



そのままいただくのが一番シンプルな味わい方ですが、お好みで焼きのりを巻けば香ばしさが増します。とろろ昆布で包めば、うまみとまろやかさが加わります。



新米は甘みと水分が多いので、ぎゅっと握らず「手で整える」くらいで十分です!
塩はつけすぎず、ひと口食べてほんのり甘みを引き立てる程度が理想。 とろろ昆布は、ごはんの余熱でしっとり馴染ませるとうまみが広がりますよ。

◆MASAKO(まさこ)
JA職員として20年間、氷見市の特産物の栽培・販売に携わる。農産物のおいしさをもっと多くの人に届けたいと、農業グループ「sympathy_pastime(シンパシーパスタイム)」を発足。生産したお米は氷見市のふるさと納税返礼品にも選ばれている。〝おいしいお米がもっとおいしくなる〟をテーマにイベント出展や軽食販売にも取り組んでいる。氷見市在住。Instagram
いつもよりちょっとだけ手間を掛けた料理を、ゆっくりと味わう。そんな休日のひとときが、心と体の栄養になります。
休日が楽しみになるレシピ、第2木曜日は「ノリノリ♪おにぎり」編、第3木曜日は「糖質オフクッキング」編、第4月曜日は「旬のお野菜 ときどき発酵食」編、第4木曜日は「ゆる薬膳」編をお届けします。