大阪・関西万博を訪れた4月19日は開幕後初の土曜とあって、関係者を含め10万4000人が来場したそうだ。「混雑の“お手本”のような日なのに前日までにパビリオンの予約が一つしかできていない…」。そんな不安な状況だったが、実際は万博を楽しむことができた。記者と息子の念願だったがほとんど諦めていたガンダムの世界観を楽しめる「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」に入ることができたのだ。

万博会場で大屋根リングを見上げる
急な予約制への変更
事前に調べると、ガンダムパビリオンは正午、午後3時、同5時の計3回、当日登録を受け付ける、とのこと。当日登録は入場ゲートを通って10分後に1枠だけ申し込める。正午前に会場に入場できたこともあり、運良く正午の当日登録に参加できた。午後2時台の枠をゲットでき、家族の最高の思い出になった。

お目当てのパピリオンのシンボルを見上げ、興奮気味の記者と息子(手前)
順調な出だしで気持ちが前向きになり、次は人気のアメリカ館に行ってみた。長い行列ができるものの事前予約は不要。しかも、日本語の案内と英語の案内の列があり、英語の方は待ち時間が短いという情報も得ていたため様子をうかがった。並ぶことも覚悟していたが、なんとこの日から予約制が導入され、しかも「今日は日本語だけ」とのこと。
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