こんにちは!ゆる薬膳担当のAKKO.です☆

新年度が始まりました。入学式や入社式があり、新しい生活になった方も多いのではないでしょうか? 4月末から5月上旬は春の土用にあたり、むくみやすかったり疲れやすかったりする時季でもあります。春から慌ただしく過ごしていた方は、少しだけ立ち止まって一呼吸おく時間を作ってみましょう♪

今回のゆる薬膳レシピは春野菜の黄身酢ディップ

春の野菜は苦みやエグみなどがあり、色も緑が濃く力強い物がたくさん出回ります。
今回はお子さんでもパクパク食べやすいスナップエンドウやラディッシュを使いますが、菜の花やタケノコ、うど、こごみなどお好みの山菜と召し上がっていただくと「気」が巡りやすく、「肝」の働きも高まります。

今回の黄身酢に使う卵黄は、必須アミノ酸やビタミン群が豊富で、脳を活性化させるコリンも含まれます。必須アミノ酸の一つであるトリプトファンは「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの原料にもなり、夜は睡眠を促す「メラトニン」にも変化する事が知られています。

黄身酢は和食のソースであり、マヨネーズのように使えるのに油は使っていない優れモノなので、いろいろなお料理にご活用ください♪

春野菜の黄身酢ディップ

【材料】

(A)
・卵黄 3個
・酢 10cc
・みりん 大さじ1
・きび砂糖 大さじ1~2(お好みの甘さに調整してください)
・しょうゆ 小さじ1
・だし汁 60cc
(B)
・春野菜(今回はスナップエンドウとラディッシュ) 好きなだけ
・塩 適量

【作り方】
① スナップエンドウは筋を取って軽く洗い、沸騰したお湯に塩を入れて2分ゆで、すぐに氷水に取る。氷水に浸けるとキレイな緑色が持続し、余熱で柔らかくなるのも防ぐことができます。


② (A)を全て小さめの鍋に入れ、混ぜ合わせてから湯煎にかけ、ゴムべらでゆっくり混ぜながら練る。※高温になりすぎるとダマになるので、直火ではなく湯煎にかけます。

③ゴムべらからボタっと落ちるくらいになったら、鍋底に氷水を当てて冷ます。

完成!冷蔵庫で5日ほど保存できます。

ラディッシュは生のままでも蒸してもオッケー☆
野菜の他に、今が旬のホタルイカを酢味噌の代わりに黄身酢で!
酸味がまろやかで絶品ですよ♪

◆AKKO.(あっこ)



富山やくぜん認定店で、ケータリングとお弁当専門店「AKKO.」代表。調理師、バランスボールインストラクターの資格も持つ。よく遊び、よく寝て、よく食べる店主による、料理とエンターテイメントを掛け合わせたお店作りを目指す。大学生の長男、小学生の双子姉妹、保育園児の次男、4児の母。富山市在住。Instagram
いつもよりちょっとだけ手間を掛けた料理を、ゆっくりと味わう。そんな休日のひとときが、心と体の栄養になります。
休日が楽しみになるレシピ、第3木曜日は「糖質オフクッキング」編、第4月曜日は「旬のお野菜 ときどき発酵食」編、第4木曜日は「ゆる薬膳」編をお届けします。