こんにちは!ゆる薬膳担当のAKKO.です☆

気温も暖かくなり、新しい年度に向けてワクワク、ドキドキな季節となりましたね♪

春は「肝」に関する症状が出やすくなる季節です。西洋医学と違い、漢方で考える「肝」は肝臓の働きに、自律神経の働きが加わったイメージ。

「肝っ玉母さん」や「肝が据わっている」など言われるように、「肝」は感情のコントロールに関わりがあり、変化が多くいろいろなストレスがかかりやすいこの時期は特にケアが大切です。

肝が不調になると、イライラしやすかったり、気分が落ち込みやすかったり、目の充血や疲れ目という不調につながります。また、肝が血液不足になると、眠れない、夢を多く見るなどの睡眠障害が出やすくなることもあります。

今回使う食材は、肝を補うのにピッタリ!旬のセロリとイカです♪
ハーブや香味野菜の強い香りは、リラックス作用と「気」を巡らせる効果が期待できます。

イカには血中コレステロール値を下げ、肝臓の解毒作用を強めるタウリンが多く含まれています。また血を補う効果も期待されている食材です。

セロリとイカのエゴマリネ

【材料】


・セロリ 100g
・イカ(ボイルイカでも可) 100g
・えごまの実 小さじ1
・塩 1g
(A)
・レモン汁またはお好みの酢 大さじ1
・砂糖 小さじ1/2
・塩 小さじ1/2
・えごま油 大さじ2
・粒マスタード 小さじ1/2
(お好みで)
・ピンクペッパー 少々
・ケッパー 小さじ1

【作り方】
① フライパンでエゴマの実が2、3粒パチパチするまでいって容器に取り出す。セロリの筋を取り、斜めに薄くスライスし、塩でもみ、10分ほど置く。

② イカをさばいて食べやすい大きさに切り、サッとゆでる。

③ 水気を切った①②と(A)を和え、冷蔵庫で10分以上置く。

④ 器に盛り付けたら、お好みでピンクペッパーやケッパーを散らして完成。

肝に働く酸味も入ったこのメニューは、お酒の肴(さかな)にもピッタリ♡
お花見や飲み会のお供にもおすすめです!

◆AKKO.(あっこ)



富山やくぜん認定店で、ケータリングとお弁当専門店「AKKO.」代表。調理師、バランスボールインストラクターの資格も持つ。よく遊び、よく寝て、よく食べる店主による、料理とエンターテイメントを掛け合わせたお店作りを目指す。大学生の長男、小学生の双子姉妹、保育園児の次男、4児の母。富山市在住。Instagram
いつもよりちょっとだけ手間を掛けた料理を、ゆっくりと味わう。そんな休日のひとときが、心と体の栄養になります。
休日が楽しみになるレシピ、第3木曜日は「糖質オフクッキング」編、第4月曜日は「旬のお野菜 ときどき発酵食」編、第4木曜日は「ゆる薬膳」編をお届けします。