夏休みのおすすめ体験をお伝えする第3弾は、「とやま科学技術週間」です。
県が科学技術に親しんでもらおうと、夏休み中の3週間、大学や博物館などで科学に関する無料の体験教室を開いています。
主に小学4~6年生向けですが、小学校低学年や中学生、高校生が対象の教室もあります。
子どもたちがここ数年に参加した教室をご紹介します。
①サイエンス・ラボ ~身近な環境を科学しよう!~
富山県環境科学センター(射水市)【親子参加・先着】
日によって実験や工作の内容が違い、私たちは「実験:地球温暖化とエネルギー」の日に参加しました。
温暖化が進むと海の水はどうなる?という実験で、色水入りのペットボトルをお湯で温めました。

すると体積が増え、お湯が噴き出しました🌋!
この実験から、地球の温暖化により、海面が上昇することが分かりました。
他にも発電体験や、二酸化炭素を出さない燃料電池の作成を行いました。

また、デジタル四次元地球儀で、1980年代から2080年代の地上温度予測を見ました。

どんどん赤くなっていく地球を見ると、子どもも温暖化対策の必要性を強く感じたと思います🌎
サイエンス・ラボには2021年にも参加し、牛乳などから生分解性プラスチック(微生物によって水と二酸化炭素に分解され、自然へ返るプラスチック材料)を作りました。

料理をしている感覚で、楽しそうでした♪
②米粉について学ぼう
県農業研究所(富山市)【子どものみ参加・抽選】

米粉の特徴を学び、ホームベーカリーで焼いた米粉パンと小麦粉パンを比較します。

娘は米粉の特徴を既に忘れていましたが、米粉パンがもちもちしておいしかったことだけは、しっかり覚えていました💦
③人体を知ろう
富山市科学博物館(富山市)【親子参加・抽選】
こちらは息子が参加し、医療機器操作や超音波エコー検査、車いす体験をしました♿

先生に「筋がいいね」と褒められ、珍しく恥ずかしそうでした。

④夏休み自由研究講座「イタイイタイ病の学習と酸性雨の水質調査」
県立イタイイタイ病資料館(富山市)【親子参加・先着】

娘は校外学習で来館したことがありますが、私は初めてで、被害の凄惨さに衝撃を受けました。
教科書だけでは伝わらないことがある、と痛感しました。
それから「酸性雨の水質調査」を体験しました。
富山市の雨をパックテストで調べると、弱い酸性という結果になりました☂

大気汚染防止法の効果で、過去と比べて空気はきれいになっているそうです。
…後編に続きます!