夏休みにおすすめの体験第2弾をお届けします。

娘が体験したのは、高志の国文学館(富山市)の学芸員と、富山県立図書館、富山市立図書館の司書のお仕事です。

文学館でのジュニア学芸員体験

娘は去年の5月に体験しましたが、夏休みにも開催されました。

そもそも「学芸員」とは?

そんな基本的なことから教えていただきました!

当日は「百人一首」に関する展示が行われており、ジュニア学芸員は展示作品の解説に挑戦しました。

まず展示を見学し、感想や知ってもらいたいことをまとめます。

娘は「百人一首双六(すごろく)」に興味を持ち、じっくり観察して他の作品との違いを見つけていました。

会場での解説は一般のお客さんもいて緊張気味でしたが、しっかり話すことができました。

学芸員の仕事は企画・展示・宣伝などいろいろありますが、一番大事なことは面白さを伝えること!だそうです。

娘も、面白さを少しでも伝えられたかな?と勝手に思っています💦

県立図書館の司書体験

去年の夏休み、図書館の休館日に「親子図書館見学ツアー」という、親子で図書館の仕事を学ぶイベントに参加しました。

図書館の役割や読みたい本の探し方などを学んだ後、館内を見学しました。

資料センターにある、スイッチを押すと書架が動く「電動書架」の操作が、子どもたちに人気でした。

最後はお待ちかね、貸出業務体験です♪

娘は、本のバーコードをピッと楽しそうに読み込んでいました。

一時期司書を目指していた私にも、うれしいイベントでした。

富山市立図書館の司書養成講座

富山市立図書館では「子ども司書養成講座」と称して、2日間みっちり学びました。

こちらは子どものみの参加です。

1日目は、図書館と司書について学びました。

実際に仕事も体験!

娘が書架に本を入れる時、4、5冊を1度に持つためとても重く、司書は力仕事だと思ったそうです。

2日目のメインは、おすすめの本のポップ作りです。

娘は、私と息子の愛読書である『ボッコちゃん』(星新一作)を選びました。

なかなかアイデアが浮かばなかったようですが、作中のワンフレーズをもじったコピーを考えたり、作者の名前にちなんで折り紙で作った3Dの星を付けたりと、工夫していました。

完成したポップは、秋に図書館で展示されました。

自分のポップを見て、その本に興味を持ってくれる人がいたら、とってもうれしいですね♪

展示後、ポップは郵送で返却されました。

司書体験中の写真が同封されていて、感激でした。

2日目の終わりに修了式があり、保護者も見学できました。

普段、文学館や図書館を利用する皆さんもそうでない方も、裏方を体験してみるのも楽しいですよ。