ざくざく食感が楽しい！ミューズリーで作るグラノーラバー【休日のレシピ(128)】

こんにちは！すぐできる低糖質レシピを紹介します！さとうちえです。

12月は気温もぐっと下がり、家の中で温かい飲み物と一緒に少し甘いものが欲しくなる季節。今月は、ミューズリーを使った「糖質オフグラノーラバー」をご紹介します。ココナッツオイルを使うことで、あの“フルグラのような香ばしい味わい”が実は家でも簡単に再現できます。

ミューズリーとは？　市販のグラノーラと何が違う？

ミューズリーはスイス発祥の、加工の段階できちんと食べられる状態にしてあるオーツや大麦を、ナッツ、ドライフルーツと混ぜただけのシリアルです。余計な甘さが足されていないため、その分糖質が控えめでアレンジ自由なのが魅力です。市販のグラノーラバーやグラノーラは、砂糖や植物油がたっぷりで、ヘルシーそうに見えても糖質が高いものが多いんです。

★ミューズリーの優れた点★

・砂糖のコーティングなし→糖質が約30〜40％オフになることも
・植物油のコーティングなし→カロリーも控えめで軽い食感
・素材そのままの味→甘さの調整がしやすい​

つまり、低糖質レシピとの相性が抜群なんです！

私がミューズリーと出会ったのは、昔外国を旅していた時。腐らない・軽い・おいしいの三拍子で、朝ごはん用にいつもリュックに入れていました。ナッツや穀物、ドライフルーツがぎゅっと詰まっていて、ひと口ごとに表情があるんです。その“シンプルで頼れるおいしさ”を、今回は12月らしい低糖質レシピとしてアレンジしてみました。

グラノーラバー

【作り方】
①ボウルにミューズリー、卵、甘味料、ココナッツオイル、アーモンドプードル、塩を入れ、しっかり混ぜる。（冬はココナッツオイルが固まっているので、手袋でもみもみするとすぐに混ざります）

②バットに平らに押し広げ、160℃のオーブンで25分焼く。

③粗熱が取れたら天板に移し、150℃で10〜15分、乾燥させるように追加で焼く。こうすることで、ザクッと食感がアップします！

④完全に冷めてから、カットする。

パラパラにしたい場合

「バーよりも、ヨーグルトにかけたい！」という方は、卵を入れなければパラパラのざくざくグラノーラができます。卵なしだと水分が抑えられてざくざく食感が強調されるので、パラパラ派はこちらが最適！

１：ミューズリー＋ナッツを 140〜150℃で10分乾燥焼き
２：ココナッツオイル＋甘味料＋塩を温めて溶かし全体に絡める
３：130〜150℃で10〜15分 焼く

余計な糖質なしで素材のまま楽しめる糖質オフグラノーラ。ぜひ12月のおうち時間に取り入れてみてください♪

Stay happy! Stay healthy!

またね！

◆佐藤 智映（さとう ちえ）



高岡市出身。慶應義塾大学看護医療学部卒業。1型糖尿病の子どもと関わったことをきっかけに病気の人も健康な人も一緒に楽しめるお菓子を作ろうと、低糖質スイーツ作りに取り組む。富山市一番町で糖質５グラム以下のお菓子のお店「マイスイーツパーラー」を経営。観察・実験・ものづくりをテーマにした子ども向けの科学教室も開いている。