私たちに今足りないもの。それは厚さです。いつの間にか、あの商品もこの商品も薄く、小さくなって、寂しい。暑さを吹き飛ばすかもしれない、分厚いグルメで夏に打ち勝ちましょう!(暑さはもう十分です!)
(情報は取材時の内容です)
AIRPORT KITCHEN(エアポートキッチン)(富山市)
圧倒される厚さ つぶしてかじりつくチーズ和牛バーガー

「チーズ和牛バーガー」(1,800円) パテだけで2cmほどの厚みがある。イートインだとサービスでポテトが付く
厚さの目安 12cm
頬張れるのか。「チーズ和牛バーガー」の厚さは12cm。目の前にすると圧倒される。スパイシーなマヨネーズを内側に塗ったバンズに、チェダーチーズとパテ、ピクルス、みじん切りの玉ネギ、トマト、レタスをサンドしている。手にするとずっしりと重い。店長の太田和志さんは「ぐっとつぶして、がぶっと食べて。ハンバーガーの醍醐味(だいごみ)を感じてほしい」と笑う。全ての具を同時に口にすると、よりおいしいという。
パテは和牛100%。つなぎがなく、肉々しい。口の周りが肉汁などで汚れてもお構いなしに、また一口とかじりついてしまうだろう。

「マルゲリータ」(1,500円) 空港内で窯焼きのイタリアンピッツァが味わえるのは珍しいという

ホールスタッフの柿沢さゆりさん
WHARF&CO.HIMI GLAMPING RESORT(ワーフアンドコ ひみグランピングリゾート)(氷見市)
氷見牛100%のバーガーを海辺で味わって

「氷見牛バーガー」(手前、1,180円) バーガーは厚さ約8cmで、パテも野菜も存在感がある。奥の「氷見稲積梅サワー」(600円、ノンアルコールは500円)は爽やかな甘酸っぱさがたまらない
厚さの目安 8cm
「氷見は魚だけじゃない。氷見牛のおいしさをわかりやすい形で味わってもらいたい」。そんな思いで作られたのが、氷見牛100%のパテを使ったハンバーガーだ。注文を受けてから焼くジューシーなパテのうまみを、自家製チリコンカンとオニオンスライスの甘み、粒マスタードが引き立てる。弾力のあるバンズはベーカリーごパン(氷見市)特製。氷見らしさを堪能するなら、地元の稲積梅を使った「氷見稲積梅サワー」もおすすめだ。

「氷見牛ステーキハンバーガー」(1,980円) 氷見牛ステーキが豪快にはみ出すぜいたくな一品。ダイレクトに肉のうまみを味わえる
マネージャーの伊藤淳一さんは「海のそばで食べるのが一番」とにっこり。テイクアウトしてリゾート気分を満喫しよう。

マネージャーの伊藤淳一さん
撮影:竹田泰子