私たちが行って来ました!
 

(左)米山優理奈さん(滑川市)
陽茉理さん(小学1年)
想悟さん(年中)
(右)余晶子さん(富山市)
碧さん(小学5年)
詢さん(小学3年)
環さん(小学1年)

スポット

「新湊すし塾」(射水市)



富山の豊かなすし文化を守り、次の世代へと伝えるために、2015年に射水市新湊地区にオープンしました。18年に現在の場所へ移転し、本格的な握りずし体験ができる場所として人気を集めています。

体験の様子

余川さんと米山さんの子どもたちは、「新湊すし塾」と書かれた法被を身にまとい、手洗いをすませます。手袋をつければ準備万端。いよいよ、すし職人体験がスタートです。

机の上には、酢飯が入ったすしおけと、新鮮な魚の切り身が並びます。ネタは、マグロ、アオリイカ、甘エビ、サーモン、カニ身、アジ、タイ、カンパチ。サーモンをのぞくすべてが、富山湾で水揚げされた魚です。

おいしい魚を育てる富山湾

店主の大代和正さんは、ネタを一つ一つ紹介しながら「ホタルイカやブリが有名ですが、富山では他にもたくさんの魚がとれます」と語りかけます。

富山湾は水深が深く、おわんのような形をしており、多様な魚が生息しています。さらに立山連峰から流れ出す栄養たっぷりの水が元気な魚を育ててくれるのだそうです。



子どもたちは、左手で酢飯をつかみ、計量器で20グラムを目安に調整します。「ちょっと多すぎた!」「むずかしい」。シャリを丸めてネタをのせて、空気をふくませるように丁寧に握っていきます。回数を重ねるごとに、手つきも少しずつ上手になってきました。



大代さんによると、東京のすし店では、ご飯の量は15グラムが基本だったそうです。新湊地区では、すしは漁師たちの食事でもあったため、ご飯が多めに使われるのが特徴だといいます。

 8貫を握り終えると、いよいよ食事タイムです。どの子も「おいしい!」と笑顔を見せながら、あっという間に完食しました。

感想

・すごく楽しかった。おいしくなれって思いながら握りました
・県外の人に富山の魅力を伝えるのにも、ぴったりの場所ですね

すしといえば、富山のワケ

全国第1位…総務省の2024年家計調査によると、富山市の1世帯当たりの「すし(外食)」の年間支出
額が初めて全国1位に。金額は2万3185円で、全国平均の1万6236円を大きく上回りました。

施設情報

新湊すし塾
住所:射水市北野1555-4
営業時間:
10:00~18:00

休み:不定休

メモ

全3コースで要予約。8貫3,080円、10貫3,850円、12貫7,700円。あら汁と小鉢料理が付く