【体験レポート】私たちが行って来ました!
坂口 幸子さん(富山市)、 詩音さん(小学6年)
スポット
扇子昆布店(高岡市)
店内のガラスケースには、さまざまな種類の昆布が並び、おいしそうな匂いが漂ってきます。
体験の様子
削り立ての味の濃さ&職人技に感動
おぼろ昆布作りを体験しました。おぼろ昆布とは昆布の表面を薄く削ったものです。
店主の扇子忠之さんから説明を聞きました。包丁は常に均一に削れる様に切れ味を整え、しっかり固定して作業するそうです。できたてを試食してみると、ふわふわで味が濃くて驚きました。
まずは娘が体験。草履をはいた右足で、昆布を押さえます。左手の指で昆布を挟んだら、表面を包丁で引っ掛けるように昆布を削り出します。扇子さんに手を添えてもらいながら、角度を一定にして包丁を上まで引くと、おぼろ昆布になりました。
娘は「うわぁ~気持ちいい♪」とにっこり。簡単そうに見えましたが、かなり力が必要です。扇子さんに手伝ってもらいながら体力の限界まで頑張りました。
自分でも体験しましたが、職人技のすごさに感動しました!この技術が引き継がれ、いつまでもおいしいおぼろ昆布を食べたいと思いました。削ったおぼろ昆布の量は、ちょっぴりでしたが、大満足でした。
昆布といえば、富山のワケ
全国第1位…総務省の2024年の家計調査で、富山市の1世帯当たりの昆布の年間支出額は1,618円で全国1位。江戸時代に北前船によって北海道産の昆布が富山に届き、暮らしに根付いていきました。
施設情報
扇子昆布店
住所:高岡市旅籠町51
営業時間:9:00~19:00
休み:お盆、年末年始
メモ
申し込みは、高岡市観光協会の「高岡雅美」和菓子&体験クーポンを利用する。2,500円で、五つのメニューから一つが体験でき、和菓子巡りもできる。
>>>HPはこちら