こんにちは!ゆる薬膳担当のAKKO.です☆

立春も過ぎ、冬の間眠っていた体が春に向けて動き始めるころです!気を巡らせるのに最適な食材を使って、元気に春を迎える準備をしていきましょう♪

今回は旬のきんかんと大根、はちみつを使って、とっても簡単なせき止めシロップを作ります。

きんかんはもともと、せき止めやのどの痛みを抑える薬として伝来しました。ビタミンCが豊富で免疫力アップの効果もあり、酸味と香りで気の巡りを整えてくれます。

大根はジアスターゼなどの消化酵素が豊富で、胃もたれの改善に効果的です。体内の熱を冷ます清熱作用と、炎症を鎮める働きで、のどの痛みをやわらげ、せきを抑える民間薬として昔から使われてきました。

はちみつは人類最初の薬としてヨーロッパやエジプトで使用されていたと言われています。薬膳の世界では、脾・胃を活性化することで消化を促進し、肺を潤して、のどの炎症やせきを取る薬効が期待されています。

きんかん大根

【材料】

・きんかん 40g
・大根 100g
・はちみつ 50g

【作り方】
① きんかんは輪切り、大根は適当な大きさの角切りにする。

② 消毒した瓶や保存容器などに入れる。

③ はちみつをかけ、一晩置く。
※はちみつは1歳未満の赤ちゃんには与えないようにしましょう。

完成!

簡単過ぎる‼️笑
はちみつをもっと増やしてお好みの甘さにしてもいいですよ♪

一晩置いたきんかん大根は、そのままパクっと食べるのはもちろん、シロップをお湯で割って飲んだり、大根だけ取り出して塩やお酢を混ぜて漬物にしたり、お肉と炒めたり、アレンジして食べるのもオススメ♡

あまりお薬に頼りすぎたくない時に、ぜひご活用くださいね♪

◆AKKO.(あっこ)



富山やくぜん認定店で、ケータリングとお弁当専門店「AKKO.」代表。調理師、バランスボールインストラクターの資格も持つ。よく遊び、よく寝て、よく食べる店主による、料理とエンターテイメントを掛け合わせたお店作りを目指す。大学生の長男、小学生の双子姉妹、保育園児の次男、4児の母。富山市在住。Instagram
いつもよりちょっとだけ手間を掛けた料理を、ゆっくりと味わう。そんな休日のひとときが、心と体の栄養になります。
休日が楽しみになるレシピ、第3木曜日は「糖質オフクッキング」編、第4月曜日は「旬のお野菜 ときどき発酵食」編、第4木曜日は「ゆる薬膳」編をお届けします。