こんにちは!すぐにできる低糖質レシピを紹介します!さとうちえです。

いよいよ秋本番。肌寒い日もあって、煮物やお鍋が恋しい季節になってきましたね。

糖質の高いみりんを、目分量でどばっと使っていると、知らず知らずのうちに糖質オーバーかも…

そこでおすすめしたいのが塩こうじです。発酵食品で植物性乳酸菌が豊富。ビタミン・ミネラル類も含みます。甘味だけでなく、うまみでお料理に深みを出してくれて、おなかの調子も整えてくれます。

野菜料理はもちろん、お肉やお魚、卵料理、鍋やスープにも加えてみてください。いっそう深い味わいになります(ただし、入れすぎには注意してくださいね)

今回は、好きな天然塩と米こうじを用意して、自分で作る塩こうじを紹介します。とっても簡単で、お料理が楽しくなりますよ!

自分で作れる!塩こうじ

【材料】作りやすい分量 ※大さじ1杯分の糖質:約6g
・米こうじ/生の場合…200g
      乾燥の場合…170g
・天然塩 60g
・水/こうじが生の場合…200g
         こうじが乾燥の場合…230g

【作り方】
①米こうじと塩をよく混ぜる。

②水を加えて混ぜる。

③きれいな保存容器に入れ、ふたをして常温で熟成させる(夏場は1週間、冬場は2週間ほどが目安)。1日1回かき混ぜる。

ふたは軽く閉めるのがこつ。きっちり閉めてしまうと、発酵中に出るガスの逃げ場がなくなってしまいます(発酵が終わるまでは、ラップをふんわりかける程度でも構いません)
水位が下がっていたら加水し、こうじが水に浸っている状態を保ちましょう。甘い香りやうまみが出てきたら完成です。気泡が出たら冷蔵保存します。
常に清潔なスプーンで取り出して使いましょう。冷蔵庫で約1年保存できます。
塩分濃度が13%以下だと腐敗しやすくなります。減らす場合は11~12%まで。
余った米こうじは密封して冷凍保存が可能です。

★アレンジ編★トマトこうじの作り方

【材料】
・米こうじ(乾燥)150g
・塩 55g
・無塩トマトジュース 200g

【作り方】
①米こうじと塩をよく混ぜる。
②トマトジュースを入れて混ぜ、常温で1日置いた後、冷蔵庫で1週間寝かせて出来上がり。

トマトソースやドレッシング、スープに加えるのがおすすめです。冷蔵保存し、1週間程度で使い切ってください。

子どもと作っても楽しいですよ。

Stay happy, stay healthy!

またね!

◆佐藤 智映(さとう ちえ)



高岡市出身。慶應義塾大学看護医療学部卒業。看護師保健師として多くの会社経営者の健康管理に関わる。子育てを機に病児保育に携わり、1型糖尿病の子どもと関わったことがきっかけで、病気の人も健康な人も一緒に楽しめるお菓子を作ろうと、富山県立中央病院で低糖質スイーツの販売を開始。2019年3月に血糖値を上げない糖質5グラム以下のお菓子のお店「マイスイーツパーラー」をオープンした。