ガーデニングや家庭菜園をしていると、使い終わったプランターの古い土の扱いに悩む方は多いと思います。連載では以前、日光で殺菌消毒し有機物を加えて土を再生する方法を紹介しました。
今回は、エコにもつながる土の再生法に挑戦しました。それが「コンポスト」を利用する方法です。
コンポストとは、土の中の微生物によって生ごみや落ち葉などの有機物を発酵、分解して堆肥にすることを言います。最近はエコやSDGsへの関心の高まりから、話題になることが増え、気になっていました。
ゴミ出しもいずれ有料になるかもしれません💦 なるべく減らしていくのが理想的❗️
調べてみるとコンポストのやり方は、色々な方法があることが分かりました。生ごみ処理機、密閉型コンポスト、ダンボールコンポスト、木枠型(キエーロ)、bag型などなど。自治体によっては助成金がでるものもあるようです!
どのやり方にしようか考えていたところ💦 6月16日の北日本新聞にタイミングよく生ごみコンポストの記事が!
びっくりしたのが、この記事を書いていた園芸家、大橋明子さんの生ごみで土を再生するYouTube動画をたまたま見ていたことでした!!
これだー!!と思い(笑) 大橋先生の動画サイトを参考にしながらコンポストを始めてみましたー♪
☆準備したもの
①古土
②容器
③シャベル、ゴム手袋など
④米ぬか(生ぬか)

ここに生ごみを投入していくわけですね♪
米ぬかは、発酵を促進するために入れます。スーパーで1キロ100円ほどで購入しました。
どうですか?これなら簡単に始められそうですね♪
容器はたまたま家にあった大きめの不織布バッグを利用しました。バッグの内側に洗濯ネットもセットしました。ファスナーを閉めることできるので、匂いや虫がわくのを防止できます。

容器はプランターでもいいですし、使わない衣装ケースやクーラーボックス、バケツなどを利用している個人ブログも見かけました。ホームセンターではコンポストのコーナーもあり、容器と基材がキットになったものも売られていましたよ♪
それではやってみます!
容器に古土を入れ、生ごみを投入!
※生ごみはなるべく細かく切ります。私はポリ袋に入れて冷凍しておきました。
※動物性のものは虫がわく原因になるのでを使いません。
※卵の殻は分解されにくいので入れる場合は粉々にします。

米ぬかを入れる。

その上に籾殻くん炭を入れました(うちにもとから大量にあったので)

古土をかぶせて水を入れます。最初の水は少ししっかりめに、そのあとの水分量はカラカラに乾かない程度に適度な湿り気を保つようにしました。


ファスナーを閉じて外側の袋もクリップでとめました。直射日光と雨のかからない場所に置きます。私はお世話しやすいように、リビングから出入りできるデッキに置きました♪


生ごみは、毎日のように入れる時もあれば、冷凍庫にある程度たまったら入れる日もあり、ゆる〜い感じ^_^
大橋先生のサイトによると、野菜クズのほかには、バナナの皮、パン、玄米茶、コーヒー殻などを入れると発酵が進みやすいと紹介されていました。毎朝食べる納豆の容器のネバネバや使い切った酒粕の袋の、すすぎ水も入れてみました!

生ごみを入れるごとに空気を送り込むようにシャベルでよく土をかき混ぜます。
始めて数日は、ゴミの分解が進んでいるのかどうか分かりませんでしたが、9日目の朝、土を触るとホカホカしていました!発酵熱というものらしいです♪
コンポストがうまくいっている場合、いくつかの傾向が見られるそうです。
☆温度が上がる
☆白カビが生える
☆ゴミの分解が進む
11日目の朝には土の表面に白いものが!!
白カビです☆うまくいってるようです♪

15日経ったところで、生ごみ投入を一旦ストップして一週間放置してみました。土は気づいたらかき混ぜる感じで、水は足していました。
一週間後、土の中を見てみると…生ごみの小さなかたまりが出てきますが、触ると柔らかく崩れます。

コンポストを始めた頃(三週間前)に入れた生ごみは、分解されて土に混ざってる印象です。嫌な匂いもないし、ウジ虫などもわいていません。
土はフワッとした感触で色が濃くなった気がします。良い感じです!!(語彙力が足りませんが😅)

このあと,引き続き生ごみを投入していって、容器に土の量がある程度いっぱいになったら、生ごみを入れるのをやめて熟成させる予定です!
夏は約1ヶ月、冬は2〜3ヶ月くらいが目安だそうです♪♪
エコで環境にやさしいコンポスト。お家にある材料で気軽に始めることが出来ました♪ 実際トライしてみたら、気負わず、ゆるく続けていけそうです。
お家でできるSDGs!
夏休みの自由研究にもオススメです(^^)v