富山市には、国内外のガラス作家の作品を鑑賞できる「ガラス美術館」や、市民が気軽に制作体験ができる「富山ガラス工房」があり、ガラスと富山の深い関わりを感じている人は多いと思います。では、なぜ富山でガラスなのでしょうか?「ガラスの街とやま」の歴史を調べ、ガラスを楽しむ工作として、子どもたちに身近なガラス「おはじき」でかわいいイヤリングを作ります。

■きっかけづくり

「富山市は、ガラスの街として知られているのを知ってる?」
身近にあるガラスを探し、ガラスの特徴を話し合ってみてください。

■調べてみよう

富山のガラスの歴史は、富山の売薬に由来します。どんな関係があるのか、調べてみましょう。

■作ってみよう

昔から子どものおもちゃとして親しまれてきた「おはじき」を、かわいいマスキングテープを使って、おしゃれなイヤリングに変身させます。

【材料】

  • おはじき
  • マスキングテープ
  • イヤリングの金具(ネジバネ式の平皿タイプがおすすめ)
  • マニキュアのトップコート
  • 接着剤
  • 白い紙

【手順】

① 白い紙にマスキングテープを貼り、おはじきに合わせて直径約1㎝の円に切り抜く。

[ポイント]
クラフトパンチを使用してもOK。その際は、パンチの上下を逆にして使うと、切り抜く模様を確かめることができます。


② おはじきの凸凹した面にトップコートを塗り、①の台紙が表面から見えるように圧着します。トップコートは接着剤の代わりとなります。

[ポイント]
おはじきは台紙の上にポンと置き、上からぎゅっと押します。左右にずらさないように注意しましょう。またトップコートや接着剤を塗った後は、完全に乾いてから次の作業に移るようにすると、きれいに仕上がります。


③ 裏面にもトップコートをたっぷり塗り、台紙を保護します。


④ ③が乾いたら、イヤリングの金具に接着剤を塗り、おはじきを付けます。接着剤は、金具の平たい所、棒の部分にちょんちょんと塗る程度でOK。
<ポイント>段ボールに金具を挟んでおくと作業がしやすい。


⑤ 乾いたら完成


 
[アドバイス]
おはじきとマスキングテープの組み合わせを考える時には、テープの模様にある色と、おはじきの模様の色が同じになるようにすると一体感が出ます。完成したら、台紙に付けてラッピングすれば、お友達へのプレゼントにもなります。とっても簡単なので、たくさん作って、おしゃれを楽しんでくださいね。

【まとめ方】

  1. テーマについての説明…富山のガラスの歴史や、現在の「ガラスの街とやま」について調べたことをまとめます。
  2. 作ったイヤリングとレポートを一緒に提出!