5月に入って気温が上がる日が増え、紫外線が気になる時期になってきました。

暑いからといって、氷たっぷりの飲み物や冷たい物を取り過ぎると、お腹が冷えて胃腸の調子が悪くなったり…と、別の不調につながってしまうので気をつけたいところ。

体に熱がこもりやすくなってくるこの時期は、涼性や寒性の食材を使って、ゆるやかに過剰な熱を冷ましていくのがおすすめです♪

さらに5月は「五月病」といわれるように、なんとなく元気が出ない、ネガティブな感情になりやすいなど、気持ちが落ち込みやすくなる方も増えます。

薬膳ではこれを「気滞」と呼び、気の流れが詰まっている状態と考えます。気の流れが悪い時は、スッキリとした香りの力で気を巡らせましょう。

今回のレシピは熱を冷ましてくれる「キウイフルーツ」、気を補い胃腸を整える「甘酒」、疲れを癒やし不眠に効果的な「バナナ」と「豆乳」、気の巡りを助けてくれる「レモン」で手軽なスムージーを作ります♪

甘酒はアルコールを若干含む「酒粕甘酒」と、アルコールを全く含まない「米麹甘酒」があります。どちらもお子さんでも飲めるのですが、今回のレシピはアルコールを全く含まない米麹甘酒を使っています。

甘酒とキウイのスムージー

【材料】 


・米麹甘酒 90g
・豆乳 60g
・キウイフルーツ 半分
・バナナ 半分
・レモン汁 少々

【作り方】
 レモンを搾り、全ての材料をミキサーに入れて、ブーンとかき混ぜる。

完成! 

キウイフルーツにはビタミンCやビタミンE、食物繊維やカリウムなどの栄養が豊富☆紫外線が強くなり始めるこの季節に、おすすめの食材です。

キウイフルーツをパイナップルに変更しても、ほぼ同じ効果が期待できますよ♪

◆AKKO.(あっこ)



富山やくぜん認定店で、ケータリングとお弁当専門店「AKKO.」代表。調理師、バランスボールインストラクターの資格も持つ。よく遊び、よく寝て、よく食べる店主による、料理とエンターテイメントを掛け合わせたお店作りを目指す。大学生の長男、小学生の双子姉妹、保育園児の次男、4児の母。富山市在住。Instagram
いつもよりちょっとだけ手間を掛けた料理を、ゆっくりと味わう。そんな休日のひとときが、心と体の栄養になります。
休日が楽しみになるレシピ、第2木曜日は「ノリノリ♪おにぎり」編、第3木曜日は「糖質オフクッキング」編、第4月曜日は「旬のお野菜 ときどき発酵食」編、第4木曜日は「ゆる薬膳」編をお届けします。