こんにちは!ゆる薬膳担当のAKKO.です☆
最近は農業に目覚め、とある農家さんからいろいろな野菜の作り方やお世話の仕方を学ばせていただいています。
実際に収穫をさせてもらうと、今まで知らなかった野菜に出合ったり、同じ野菜でも成長によって見た目や味の変化が楽しめる事を知ったり…まだまだ知らない事ばかりでワクワクが止まりません♪
みなさん「万願寺とうがらし」はご存知ですか?
大きなししとうのような見た目で、甘とうがらしの仲間です。基本的に辛さはなく、ししとうのような味。料理に手軽に取り入れられるので人気の野菜です。
旬はだいたい10月頃までですが、9月頃から熟して赤くなったものが出回ってきます。もともとビタミンが豊富な野菜ですが、赤色に熟したものは、緑色の時と比べてビタミン類が2~3倍に多くなります!さらにカロテンの含有量も2倍以上に増え、季節の変わり目に起こりがちなお肌のトラブルの救世主となってくれます。
赤くなると味はパプリカのような甘みを感じるようなり、緑色の時の爽やかな味とはまた別の魅力があります。パプリカほどの肉厚さはないので、調理が簡単なところも嬉しいポイント!
今回は栄養満点の赤い万願寺とうがらしを使ったレシピをお伝えします♪
秋野菜の焼き浸し
【材料】
・万願寺とうがらし(赤・緑) 約200g
・なす 中1本
・かぼちゃ 1/8個
・しょうが 1片
・米油 適量
・だし 400g
・しょうゆ 大さじ3
・みりん 大さじ2
・きび砂糖 小さじ1
【作り方】
① 万願寺とうがらしは穴を開け、なすは斜めに隠し包丁を入れ、かぼちゃは薄切りにする。
② 鍋にだしと 調味料、すりおろしたしょうがを入れ、ひと煮立ちさせる。
③ 油を引いたフライパンで野菜を焼き、保存容器に入れた後、だしを入れ、キッチンペーパーで落しぶたをする。
※色移りを防ぐために野菜別に保存しています。
完成!
出来上がった焼き浸しは、半日~1晩置くと味がしっかり入っておいしいですよ。しょうがは火にかけることで、身体を温める効果が高くなるので、朝晩の寒暖差やクーラーで冷えた身体を癒やしてくれます。
ゆる薬膳を取り入れて、実りの秋を楽しみましょう♡

富山やくぜん認定店で、ケータリングとお弁当専門店「AKKO.」代表。調理師、バランスボールインストラクターの資格も持つ。よく遊び、よく寝て、よく食べる店主による、料理とエンターテイメントを掛け合わせたお店作りを目指す。大学生の長男、小学生の双子姉妹、保育園児の次男、4児の母。富山市在住。Instagram
休日が楽しみになるレシピ、第3木曜日は「糖質オフクッキング」編、第4月曜日は「旬のお野菜 ときどき発酵食」編、第4木曜日は「ゆる薬膳」編をお届けします。