こんにちは。すぐにできる低糖質レシピを紹介します!さとうちえです。
今回は、読者の方からリクエストがあったので、低糖質あんこを作ります!
小豆は食物繊維やカリウムが豊富で、むくみ解消や腸スッキリ効果が期待できます。ポリフェノールや鉄分も含まれるので、女性にとってはうれしい食材です。
ただ、小豆だけで使うことは少なく、小豆といえばやっぱり「あんこ」ですよね。ところが、あんこは、その半分が砂糖です!
一般的なあんこは、小豆と糖類(ザラメやグラニュー糖、上白糖)が同割です(こしあんはさらに高く50~65%)。作ったことがある方は、砂糖の量にびっくりすると思います。甘さ控えめと言われているあんこでも全体の45%ほどが砂糖です。
いくら小豆が体に良くても、大量の砂糖も同時に摂ることになってしまいます。かつて「和菓子はヘルシー」と言われていましたが、非常に糖質が高く、急激に血糖値が上がりやすいので要注意です。
そこで、血糖値の上がりにくいあんこを自分で作ってみてはいかがでしょうか。私のお店では、このあんこを低糖質抹茶ロールケーキや低糖質わらび餅に使っています。
低糖質あんこ

※糖質約12g
・小豆 500g
・ラカントやエリスリトール(天然由来の甘味料)200g
・塩 少々
★さらに甘味を強くしたい場合、液状の甘味料を追加して調整してください。顆粒で甘味を増やすと、溶け切らなかった分が冷えた時に結晶化することがあります。
【作り方】
①小豆は軽く水洗いし、3倍量の水を加えて一度強火にかけ、沸騰させる。
②沸騰したら、ザルにあけ、煮汁を捨てる。

③再度、小豆の3倍量の水を加えて圧力鍋で15分加圧し、火を止めて自然に圧が下がるのを待つ。(普通の鍋の場合は、1時間から1時間半ほど、小豆が煮汁の表面から出ないように水を足しながら、やわらかくなるまで煮る)
④圧力鍋のピンが下がったら、ふたを開け、再度煮立ててる。アクを除き、やわらかくなっていることを確認したら、塩と甘味料を入れてお好みの硬さまで煮詰める。

次回は、このあんこを使った「低糖質抹茶ムース」の作り方をご紹介したいと思います。
Stay happy! Stay healthy!
またね!

高岡市出身。慶應義塾大学看護医療学部卒業。看護師保健師として多くの会社経営者の健康管理に関わる。子育てを機に病児保育に携わり、1型糖尿病の子どもと関わったことがきっかけで、病気の人も健康な人も一緒に楽しめるお菓子を作ろうと、富山県立中央病院で低糖質スイーツの販売を開始。2019年3月に血糖値を上げない糖質5グラム以下のお菓子のお店「マイスイーツパーラー」をオープンした。