こんにちは!すぐできる低糖質レシピを紹介します!さとうちえです。
これまでさまざまなレシピをお伝えしてきましたが、健康な人が糖質オフをする意味をいま一度考えてみましょう。
まとめると大きく2つあります。
急激に血糖値が上がると、インスリンが大量に放出されます。血糖値の乱高下が体に負担をかけ、肥満や病気の原因になります。
血糖値を上げるのは、糖質のみです。脂質やたんぱく質は血糖値を上げません
➁過剰な糖質を摂らないこと
その日に消費されなかった糖質は、脂肪となって蓄えられます。食べた脂質が脂肪になるのではないのです!過剰な糖質が体脂肪となります。
糖質制限という言葉がありますが、その本質は、糖質制限(+高たんぱく質+良質な脂質)で、カッコの部分が本当に大事です。
たんぱく質や良い脂質は、体を作るために欠かせず、カロリーだけに着目すると、この最も大事な部分を見落としてしまいます。カロリーの数字を比較して、一喜一憂するのは本末転倒といえます。
例えば、次のメニューをご覧ください。
【A】
朝:菓子パン
昼:おにぎり+野菜ジュース
夜:パスタ
【B】
朝:ゆで卵、納豆、温野菜、ブランパン
昼:焼き魚定食(ご飯少なめ)
夜:豚しゃぶ鍋
AとB、カロリーは同じでも、Aはほぼ全体が糖質なのに対し、Bはどうでしょうか。体を作るたんぱく質や脂質をしっかり摂れるメニューになっています。
ちなみに、運動量が多く成長期の子どもは、あまり糖質に神経質になる必要はありません。ただし、甘い飲み物は一度に大量の糖質を摂取してしまい、肥満につながる恐れがあります。習慣になりやすいので、気をつけたいですね。
毎日の食事が、数十年後の自分の体を左右します。一緒にメニューを意識していきましょう!
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今回は、油揚げを使ったメニューを紹介します。
油とついていますが、実は低糖質&高たんぱく質。1枚の糖質はわずか0.1gです。どこでも手に入る優秀食材なのです!
ギョーザの皮と置き換えます。我が家では、普通のギョーザよりも食べ応えがあり、外側のカリカリとした食感も楽しめることから大好評!食卓の定番になっています。
詰めるだけで簡単!油揚げギョーザ

【材料】作りやすい分量(およそ4人分)
※1人分=586kcal、糖質2.6g(ギョーザの皮の場合:830kcal、糖質51g )
・油揚げ 4枚
・豚ひき肉 300g
・キャベツ、ニラ、白菜など 300g
・ニンニク 1片
・ショウガ 1片
・しょうゆ 大さじ2
・ごま油 小さじ1
・酒 小さじ1
・塩、こしょう 少々
・たれ(しょう油、酢、ラー油等)
★その他、シイタケなど好きなタネで★
【作り方】
①油揚げは2等分し、袋状に開く。
②野菜はみじん切りにして塩を加え、水気を切る。ニンニクとショウガはすりおろす。
③豚ひき肉に②と他の調味料(たれ以外)を加えてよく混ぜる。
④油揚げに③を詰めて両面をこんがり焼く。

2等分にした油揚げにタネを詰めます

両面をこんがり焼いたら出来上がり!
ギョーザのタネを包まず、油揚げに詰めるだけなので、子どもでも調理できます。時間も全くかかりません。ご飯をたくさん食べちゃう人は、このギョーザで糖質を抑えてくださいね。
Stay happy! , Stay healthy!
またね!

高岡市出身。慶應義塾大学看護医療学部卒業。看護師保健師として多くの会社経営者の健康管理に関わる。子育てを機に病児保育に携わり、1型糖尿病の子どもと関わったことがきっかけで、病気の人も健康な人も一緒に楽しめるお菓子を作ろうと、富山県立中央病院で低糖質スイーツの販売を開始。2019年3月に血糖値を上げない糖質5グラム以下のお菓子のお店「マイスイーツパーラー」をオープンした。