こんにちは!MASAKOです。
高温多湿の梅雨や夏のお弁当は、細菌性の食中毒が起きやすい季節です。特に小さな子どもは、傷みに気付かず食べてしまうこともあるため注意が必要です。
今回のおにぎりレシピは傷みにくく、夏バテ防止に役立つミネラルを補給できます。食中毒を防ぐため、調理の際に気を付けるポイントも併せて紹介します。

塩昆布と干し桜エビのおにぎり

【材料】(2個分)
・ご飯…1合※温かいもの
・梅酢(梅干しを漬けた時に出る液体)…少々。 塩分がしっかりある梅干しでも代用可能
・干し桜えび …7g
・塩昆布…10g
・焼き海苔…お好みで

【作り方】
①ボウルに温かいご飯、塩昆布、干し桜エビを入れ優しく混ぜ合わせる。

②ビニールの手袋やラップに梅酢を馴染ませ、おにぎりの形に握る。

③ラップで握った場合はラップを外し、おにぎりをアルミホイルの上にのせ冷ます。冷めたら、アルミホイルで包む。

④海苔は食べる直前に巻く。

梅酢には梅や赤紫蘇のエキス、塩分、クエン酸が含まれ殺菌効果があります。梅酢がない場合は梅干しでも大丈夫です。時間に余裕があれば、桜海老はフライパンで空炒りしておくと風味&香ばしさがUP。焦がさないように火加減に注意してくださいね。
手酢の梅酢または梅干しは殺菌効果の役割だけでなく、隠し味としてもいい仕事をします!

傷みにくくするためのポイント

・ラップやビニール手袋を活用
ご飯や具材に素手で触れないように気をつけましょう。ボールやしゃもじなどの衛生管理にも、十分に気をつけましょう。

・アルミホイルで包む
アルミホイルでおにぎり包む効果は、おにぎりとホイルの間に隙間ができ、水分が蒸発しやすいので雑菌の繁殖防止効果があり、また保冷剤の冷気がおにぎりに伝わりやすくなります。

・海苔は食べる直前に巻く
海苔を事前に巻いておくと、水分が海苔に移り傷みやすくなります。

・保冷剤と保冷バッグを活用
持ち運ぶときは保冷剤と保冷バッグに入れてください。また直射日光の当たらない風通しのよい、涼しいところにおいておきましょう。

・早めに食べる
作ってから食べるまでに時間が経てば経つほど、菌が増殖するリスクが高まります。菌を増殖させないためにも、作ったらなるべく早めに食べるようにしましょう。
 

◆MASAKO(まさこ)
JA職員として20年間、氷見市の特産物の栽培・販売に携わる。農産物のおいしさをもっと多くの人に届けたいと、農業グループ「sympathy_pastime(シンパシーパスタイム)」を発足。生産したお米は氷見市のふるさと納税返礼品にも選ばれている。〝おいしいお米がもっとおいしくなる〟をテーマにイベント出展や軽食販売にも取り組んでいる。氷見市在住。Instagram
いつもよりちょっとだけ手間を掛けた料理を、ゆっくりと味わう。そんな休日のひとときが、心と体の栄養になります。
休日が楽しみになるレシピ、第2木曜日は「ノリノリ♪おにぎり」編、第3木曜日は「糖質オフクッキング」編、第4月曜日は「旬のお野菜 ときどき発酵食」編、第4木曜日は「ゆる薬膳」編をお届けします。