初夏の大自然を、大きな窓から見渡せる。和洋中など多彩なメニューをそろえ、ぜいたくな気分を味わえる一品もあれば、「うまい・安い・早い」な一品もある。そんな条件がそろう飲食店は…ゴルフ場レストラン！ ゴルファーだけでなく一般客も入れるところがほとんどなのに、知られていない、穴場なグルメスポットなんです。あなたの心にホールインワンするのは、どのお店？（情報は取材時の内容です）

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富山カントリークラブ
レストラン ジュピター〈富山市〉

おなかも心も満たす　多彩な料理と美しい景色

「万願寺さがり焼き定食」 （1,680円） たれが染みたサガリに野菜もたっぷりで彩り鮮やか。ご飯、みそ汁、小鉢、漬物が付く

窓の外に薬師コースの6番ホールを望む、開放感のあるレストラン。ホールの奥にはなだらかな山々が連なり、緑のグラデーションが美しい。「プレーをしない人でも、夫婦や一人で訪れて、景色を眺めながらランチやコーヒータイムを楽しんでいますよ」とスタッフの丸山芳子さんらは話す。

レストランはクラブハウスの2階にあり、緑豊かな景色を満喫できる

料理は洋食やカレー、とんかつなど多彩にそろえる。メニュー表にカロリー表記があるのもうれしい。やわらかいサガリが主役の「万願寺さがり焼き定食」は、食べ応え十分でおなかも心も満たしてくれる。「いろんなものを少しずつ食べたい」という人には「ジュピターランチ」がおすすめだ。

「ジュピターランチ」（1,680円） ハンバーグとエビフライ、クリームコロッケをワンプレートに盛り付けた。ライス、スープが付く
左からスタッフの丸山芳子さん、 黒瀬公彦さん、丸山絢子さん

太閤山カントリークラブ
レストラン〈射水市〉

洗練された空間で　心安らぐ時間を

「和牛ロースステーキ重」（2,420円） すりおろし玉ネギのソースが和牛の甘みとうまみを際立たせている。香の物とみそ汁付き

クラブハウス2階にあるレストランは、勾配天井が映える洗練された空間。ホールや緑まぶしい木々を見下ろしながら、優雅で心安らぐひとときを過ごせる。和洋さまざまな料理を取りそろえる中で、グルメなゴルファーを満足させているのが「和牛ロースステーキ重」。厳選した和牛をミディアムレアに焼いてうまみを閉じ込め、やわらかな食感に仕上げた。

「太閤山ランチ」（1,430円） メインは2、3週ごとに入れ替わり、ライス、サラダ、スープが付く。写真の「鶏のア・ラ・クレーム 粒マスタード風味」は6月中旬ごろまで提供予定

見た目も華やかな「太閤山ランチ」は特に女性から人気を集める。フレンチのシェフが手掛けており、2、3週ごとに肉料理やパスタなどメインが入れ替わる。お土産には、注文が入ってから作る「鯖（さば）の棒寿司」がおすすめだ。

気品漂う店内からは楠コースの1番ホールを見下ろす
左から店長の下司哲也さん、スタッフの谷川しのぶさん、中谷典子さん、料理長の山口貴弘さん

撮影：南部スタジオ、さいとう写真事務所