こんにちは!ゆる薬膳担当のAKKO.です☆
あっという間に1年も半分を過ぎ、色とりどりの紫陽花(あじさい)が咲き誇っていますね。
6月といえば4~5月に花を咲かせた植物がどんどん実を結んで、山歩きをしながらつまみ食い…というお楽しみの季節です♪
この季節に里山で旬を迎えるのは、ジューンベリーや木イチゴ、グミの実、桑の実など、いわゆる「ベリー」と呼ばれる甘酸っぱい果物たち。子どもの頃には学校の中庭にもたくさんあって、口の周りを真っ赤にしながら食べた思い出があります。
6月は梅雨で曇り空の日が多いですが、1年の中でも紫外線の強い時期です。
キャンプや山登りをする時に、日焼け止めを塗っていても防ぎ切るのは難しいですよね。特に目は、日焼け止めは塗れないし、小さいお子さんはサングラスを嫌がるので、なかなかケアの難しい所でもあります。
そこでおすすめなのがベリー類。アントシアニン、ビタミン類、鉄分、亜鉛、カリウム、マグネシウムなどが豊富に含まれているため、目の健康維持だけでなくメラニンの生成を抑えシミを防ぐ効果や、老化を予防する効能が期待されています。
今回はアンチエイジング効果が期待されているスーパーフードの1つ、桑の実(別名マルベリー)とジューンベリーを使ったシロップとジャムのレシピをお届けします♪
ベリーベリーシロップ
【材料】
・桑の実 120g
・ジューンベリー 65g
・レモン 65g
※果実は合わせて250gになるように準備する。
・氷砂糖 200g(材料に対して80%)
・りんご酢 50g(材料に対して20%)
【作り方】
① ベリー、レモンをしっかり洗い、水気を切る。
② 煮沸消毒した瓶にベリーとレモンを入れ、氷砂糖を入れ、りんご酢を最後に回しかける。
③ ふたをしめて冷蔵庫に入れ、1日おきに瓶を振って馴染ませる。氷砂糖が溶けたらできあがり。
完成!お好みの濃さのシロップ(コップに3/1から2/1程度)を、炭酸や水で割って飲みます。イチゴなどとは違う野性味を感じる甘酸っぱい味わいです。
ジュ ーンベリージャム
【材料】
・お好きなベリー(今回はジューンベリー) 200g
・砂糖 100g(ベリーに対して50%)
・レモン 半分
【作り方】
① ベリーをしっかり洗い、水気を切ってホーロー鍋に入れ、砂糖を入れて一晩置く。
② 鍋を火にかけ、アクを取りながら15分ほど中火で煮て、レモンを絞って入れる。
③ ジャムが煮詰まって糖度が上がったかをチェックします。コップテストと言います!
ジャムを氷水の入ったグラスに垂らし、途中で散らずに沈めば出来上がり。ジャムが下まで落ちると糖度は65度以上の目安としてチェックしています。途中で散ってしまった場合は煮詰めが足りていないので、固まらず保存性も高まりません。なので、もう少し煮詰めます。
完成!ジャムの味もシロップと同じジューンベリーを使用したので野性味のある酸味です。パンに塗って食べるのも良いですが、プレーンヨーグルトに入れたり、マフィンに砂糖代わりに入れて焼いたりしてもおいしいですよ。
※どちらも冷蔵保存で2週間。
グミは川原に行くと実っていますし、ジューンベリーはシンボルツリーとして玄関に植えていらっしゃる方もおられるかなと思います。摘める場所がない方は、これから旬を迎えるブルーベリー農園へ親子で行くのもおすすめです。また冷凍のベリーミックスでもOKです。
ベリー類は痛みやすいので、たくさん採取できたら今回のレシピを活用してみてくださいね。子どもたちと里山遊びを楽しみましょう♪

富山やくぜん認定店で、ケータリングとお弁当専門店「AKKO.」代表。調理師、バランスボールインストラクターの資格も持つ。よく遊び、よく寝て、よく食べる店主による、料理とエンターテイメントを掛け合わせたお店作りを目指す。大学生の長男、小学生の双子姉妹、保育園児の次男、4児の母。富山市在住。Instagram
休日が楽しみになるレシピ、第3木曜日は「糖質オフクッキング」編、第4月曜日は「旬のお野菜 ときどき発酵食」編、第4木曜日は「ゆる薬膳」編をお届けします。