梅雨入り前にもかかわらず、県内では暑い日が続いている。富山地方気象台によると、7月の県内も平年より気温が高くなる見通しだ。独立行政法人製品評価技術基盤機構(東京、NITE=ナイト)は、エアコンや扇風機の使用頻度が高くなる夏は思わぬ製品事故が発生する恐れがあるとして、シーズンの前に気を付けるべきポイントを紹介している。
NITEに報告された製品事故情報によると、エアコンと扇風機の事故は2019年度から23年度までに403件(エアコン340件、扇風機63件)あった。このうち9割以上を占める378件(エアコン316件、扇風機62件)が火災事故だ。半数を超える223件(エアコン190件、扇風機33件)は、製造から10年以上経過した製品で発生している。
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