在宅で映像編集をメインに請け負っています。インタビューやセミナー、企業の紹介動画など、提供された映像をカット編集し、テロップやBGMなどを挿入します。自分の手で一つの映像を完成させたときには達成感を感じます。
この春からは在宅ワークに加え、女性就業支援センター(富山市湊入船町)で週3回、1日4時間のパート勤務も始め、SNSの運用業務などを担当しています。

就業支援講座がきっかけに
長女が1歳のとき、夫のUターンで関西から富山に移住。結婚後10年間は専業主婦でした。40歳のとき、次女が幼稚園に入ったのを機に仕事を探しましたが、「子どもが家にいない時間帯に働きたい」という希望に合うものがなかなか見つかりませんでした。
そんなとき、県の女性就業支援事業の在宅ワークセミナーを受講しました。この先の需要を考えアプリ開発補助講座を選択し、約3か月間勉強した後、在宅ワーカーとして働き始めました。最初は能力的に受けられる仕事が少なく、ECサイトの受注発送業務が中心だったため、「ITスキルを伸ばしたい」とスクールで勉強。スキルアップできたことで仕事の幅が広がり、今につながっています。
時間を区切り効率を上げる
朝4時半に起き、家族が起きるまでの1時間と夕方の2時間、さらにパート勤務のない日は、小学生の娘たちが学校に行っている時間を仕事や勉強に充てています。在宅ワークは時間の融通が利き、子どもの急な病気にも対応しやすい反面、24時間いつでも仕事ができるので、仕事と育児や家事の時間を区切るように心がけています。
今は、これまでで一番「仕事が面白い」と思えます。課題は仕事の効率を上げること。自分の引き出しを増やし、より高度なことをより速くできるように取り組んでいきたいです。
最近、小学5年の長女が自分で映像編集を始めました。親の働く姿を直に見ることで、「将来働く」ことを娘に意識させ、子どもたちの自立や成長に役立つことができればと思います。
https://www.instagram.com/sa8ka_editor/