コノコトレポーター
中山知華さん(富山市在住)  

桂樹舎(富山市八尾町)

 

手すき和紙、型染め和紙

はがきやペン立て、うちわ、こいのぼりなど様々な商品を製造している


富山市八尾町の伝統工芸「八尾和紙」を製造する「桂樹舎」で紙すきを体験しました。工房では、社長の吉田泰樹さんが原料となる植物「コウゾ」を見せながら、和紙の作り方を説明してくれました。小学生でも分かりやすく真剣に聞き入っています。

 

そしていよいよ紙すき体験!「冷た〜い!」と言いながら桶の中に手を入れ、楽しそうに作業していました。

 
 
 

紙すきが終わったら、選んだ切り絵を好きな場所に散りばめます。さらに金箔をたっぷりと散りばめてゴージャスに仕上げてもらい、親子でテンション上がりました。

次に紙の水分を専用の機械で吸い取り、熱い鉄板に貼り付け、乾かして完成です!この鉄板80度もあるそうで、紙から湯気が出ていました。



紙の材料になる繊維は長くてモファモファ、桶の中の液体はトロトロだった。紙の水分を吸い取る機械の音がすごかった。楽しかったので、また作りたい。



和紙は、原料の繊維が長いから丈夫なんだということを親子で実感でき、勉強になりました。手間暇かけて作られていることもよく分かりました。30分もあれば体験も売店の商品の見学もでき、手軽に思い出作りができるのもよかったです。体験は土日にはできないので、子どもと一緒に行くなら夏休みがおすすめです。



桂樹舎和紙文庫(展示施設)
[住所]富山市八尾町鏡町668-4
[営業時間]10:00~17:00(入場は16:30まで)
[休業日]月(祝日の場合は翌日)、9/5.6、12/29~1/10
[入場料]大人500円、小中学生250円、小学生未満は無料
※見学はせず、売店利用と体験だけの場合は入場無料



[実施日]火、水、木、金
[体験料]700円
※2人から、要申込
https://keijusha.com/kamisuki/