こんにちは。すぐにできる低糖質レシピを紹介します!さとうちえです。

今回は家庭で作れるチーズをご紹介します。チーズは糖質が低く、カルシウム吸収率も良いため、骨粗しょう症予防として大人の間食にもおすすめです!

 

今回作るモッツァレラチーズは、岩塩+オリーブオイルをかけてそのまま楽しむもよし、サラダにしたり、パスタにかけたり、オムレツにしたりと、何にでも活用できます。

さらに見逃せないのは、チーズを作った後に残る栄養(アミノ酸)たっぷりのホエー。これをベースに作るスープは、コクがあって絶品です!分離させるときに酢を入れますが、酢の味はしません。絶対捨てずに味わってくださいね。

手作りモッツァレラチーズ

 

【材料】作りやすい分量 ※糖質:約7g
生乳100%低温殺菌牛乳 1本
・穀物酢 大さじ3
 ※砂糖や食塩、だしなどが入っていないもの
・塩、お湯 各適量

【作り方】
①牛乳を鍋に入れ、へらで混ぜながら42~45℃程度になるまで温める。

 

②火を止め、酢を入れて分離させる。
※酢大さじ3杯で分離しない場合は、少しずつ追加してください。

③ザルに移して水分(ホエー)を切った後、ザルごとお湯(80~90℃程度)に浸け、まとめながらこねるを繰り返す。
※こねるほど弾力のあるチーズになります。

分離した部分をすくってザルに移し、固形物と水分(ホエー)に分ける
ザルごとお湯に浸け、まとめながらこねる
もちもちと弾力のある状態に

④塩分0.9%の塩水に浸けて保存する。
※冷蔵で1週間程度で食べてください。

塩水に浸けて保存を

一番大事なのは、牛乳の温度を上げすぎないこと。触れないほどグツグツさせてしまうと、まとまりにくくなるので、温度には気をつけてください。

少ない材料で30分もかからず、お子さんと楽しみながら作ることができます。牛乳に含まれるたんぱく質(カゼイン)には、酸性の酢で固まる性質があることも学べて、身近な科学体験としてもおすすめです!

ホエーの活用方法
お味噌汁や洋風スープのベースとして使うほか、浅漬けの漬汁としてもおすすめです。ショウガの千切りと塩、酢を入れ、お好みの野菜(キュウリ、キャベツ、ニンジン、カブ、ブロッコリー、大根など)を漬ければ、翌日からおいしく食べることができます。

Stay happy! Stay healthy!

またね!

◆佐藤 智映(さとう ちえ)



高岡市出身。慶應義塾大学看護医療学部卒業。看護師保健師として多くの会社経営者の健康管理に関わる。子育てを機に病児保育に携わり、1型糖尿病の子どもと関わったことがきっかけで、病気の人も健康な人も一緒に楽しめるお菓子を作ろうと、富山県立中央病院で低糖質スイーツの販売を開始。2019年3月に血糖値を上げない糖質5グラム以下のお菓子のお店「マイスイーツパーラー」をオープンした。