大ブレイク中のタレント、井上咲楽さんに、ブレイクまでの道のりを振り返り、“なりたい自分”にどのように近づいてきたのかを聞いたインタビュー。最後に、子どもたちを見守る親の皆さんへのアドバイスを聞きました。

「やってみたら」ではなく
「こういうの好きだよね」と

子どものころを振り返ると、親に「咲楽はこういうの好きだよね」「得意だよね」と言われて「私、好きなんだ!」と気付かされたことがよくありました。それで面白そうなイベントのチラシを見つけて「行ってみようかな」となったように思います。多分、親から「こんなんやってみなよ」と言われていたら、思春期なら特に「うるさい!自分で決めるから」と反抗していたかもしれません。

子どもにとって、好きなことは日常の一部になっているから、あらためて「好き」ということに気付かないことがあります。でも気づけば、もっと深めてみようと思えます。

子どもが得意なことを見つけたら、さりげなく伝えてあげてください。そして好きそうなイベントを見つけたら、チラシをポンとテーブルに。さりげなくがポイントです。

いのうえ・さくら 1999年、栃木県生まれ。2015年、第40回ホリプロタレントスカウトキャラバン特別賞でデビュー。20年12月、番組の企画で太い眉をカットしイメージチェンジ。現在は多数のバラエティ番組にレギュラー出演し、テレビ朝日系の長寿番組「新婚さんいらっしゃい!」のMCも務める。