汗ばむこの季節、髪が長いと首筋に張り付いたりして、うっとうしいですよね💦我が子の髪をスッキリまとめてあげたいけれど、「じっとしていてくれない」「いつもワンパターンになってしまう」とお悩みの人も多いのでは。
今回は、ちょっと不器用なパパママでも短時間でおしゃれに仕上がる子どもの髪のまとめ方について、幸田さんに教わりました。モデルはコノコトレポーター、高見さんの娘さん2人(8歳と5歳)です。
普段着はもちろん、浴衣でおでかけの際にも、ぜひ試してみてくださいね!
子どものアレンジ おすすめアイテムは?
子どもは産毛が多く、髪の長さもそろっていないことがあります。また、大人よりもキューティクルが整っているため、サラサラでまとめにくいというお悩みもあるでしょう。
そこで、ぜひ用意してほしいアイテムが次の2つです。

髪がまとまりやすくなり、生えそろっていない細かい毛も押さえられます。
中でも幸田さんおすすめは、手が汚れないスティックタイプの商品。今回は、ドラッグストアでも購入できるクラシエの「いち髪 ヘアキープ和草スティック」を使用しました。

細くサラサラな髪をヘアピンで留めるのは至難の業。小さなヘアクリップなら不器用さんでも扱いが簡単です。最近は100円ショップにも、さまざまなデザインの商品が並びます。お子さんの好みに合わせて、アクセサリー感覚で選ぶのも楽しいですね。
あとはヘアゴムを用意すれば準備万端。さっそく実践編に移りましょう!
【セミロング編】ポニーテールを簡単アレンジ!

まずはお姉さんから。髪の長さは胸より少し上のセミロングで、やや癖があります。
「普通のポニーテールでも十分かわいいですが、癖毛だと、毛先のはねやうねりが気になる方もいると思います。今回はそうしたお悩みも解消できる簡単アレンジを紹介します」(幸田さん)
①髪にワックスを塗りながら、手ぐしで一つにまとめ、ゴムで結ぶ

ポニーテールを作るときは、髪を下からすくい上げるように持つのがポイント。トップにボリュームが出て、頭の形が良く見えます。頭頂部をなでつけると、サイドの髪が広がって不格好になりがちなので、避けた方が無難です

髪がほつれてこないように、表面に適宜ヘアワックスを塗りながら進めましょう

前髪は長さやお好みに合わせてアレンジを。今回は、ひねり上げながら後ろに流し、ところどころクリップで留めて、他の髪と一緒にまとめました
②毛束を左右2つに分けて、それぞれ毛先に近い部分をゴムで結ぶ
③毛束の中央に指を挿して割れ目を作り、手前に持ち上げた毛先を、その割れ目に通す(いわゆる「くるりんぱ」)。これを数回繰り返す

【左】毛束の中央に割れ目を作り→【中】毛先を手前から「くるりん」→【右】割れ目に通して「ぱ!」
④左右いずれも完成したら、右の毛束の中央(自然と穴になっている部分)から、左の毛束を引き出す。これを数回繰り返して一つにまとめていく
※左利きの人は、左右逆でももちろんOK!

⑤最後に毛先をゴムで一つにまとめ、クリップなどで飾り付ける

元気いっぱいのアレンジスタイルの完成です!!

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【ロング編】三つ編みをくるりと巻いてお姫様風に♪

続いて妹さんです。生まれてから一度も切ったことがないという髪は、腰までのロング。長さを生かして、束ねた髪をお団子状にまとめる「シニヨン」アレンジに仕上げます。「子どもの髪では難しいと思われがちなシニヨンも、この方法なら挑戦しやすいですよ」(幸田さん)
①髪にワックスを塗りながら、左右に分ける

二つ結びをする際、髪を中心から真っ二つではなく、斜めに分けると、分け目が目立たず、アシンメトリー(左右非対称)でおしゃれに見えます
②ゴムで二つ結びにする

前髪は適宜アレンジを。今回は顔周りの部分だけ一つにまとめて後ろに流し、ところどころクリップで留めて、他の髪と一緒にまとめました
③左右それぞれ、ゴムより高い位置に指を挿し込み、先ほどと同じ要領で1回「くるりんぱ」する

④ところどころ指でつまんでほぐし、ナチュラルさを出す

大人はわざとルーズに結ぶことでナチュラル感を演出することがありますが、子どものサラサラな髪で同じことをすると、すぐに崩れてボサボサになってしまいます。まずはしっかり結んでから、少しずつ指でつまんでほぐすようにしましょう。
⑤左右それぞれの髪を三つ編みにして、毛先をゴムで結ぶ

⑥片方ずつ後頭部でくるくると巻き、適宜クリップで留める

お姫様のような華やかなスタイルに仕上がりました!!

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モデルの2人は、おしゃれな仕上がりにとっても満足そう。皆さんも、ぜひ挑戦してみてくださいね♪
