種まきの時期は、大きく分けて年2回。春の花は秋、夏の花は春にまくというスケジュールです。
9月〜10月は、来年の春に向けて種をまく時季。今回は、子どもと一緒に遊び感覚で楽しめる方法をご紹介します。
種団子です。
種団子は、泥の団子にさまざまな草花の種、肥料を練りこんでいます。育つと、花が自然に咲いているような風景が楽しめるんですよ。
昨年秋に植えた種団子の作り方と、成長過程をご紹介します。
ケト土…300ミリリットル
赤玉土(小粒)…130ミリリットル
ニ価鉄イオン水(水で100倍に希釈)…適量
緩効性肥料…15グラム
珪酸塩白土(粒)…15グラム
珪酸塩白土(粉)…15グラム
花の種(ミックスタイプ)…10グラム
材料は、園芸店で手に入ります。
花の種はこちらです。インターネットで購入しました。
【作り方】
※種団子の生地を多めに作り、すぐに使わない場合は、密閉できるビニール袋などに入れて冷暗所に置けば数ヶ月保存できます。
白い粉が、種団子の目印になりますね!
続いて、昨年10月中旬に種団子を植えてから、成長した様子をお届けします。
■昨年10/25 発芽しています🌱
■昨年12/5 順調に大きくなっています。
プランターにも植えました。
■4/25 ネモフィラが、チューリップと一緒に咲きました!
■5/23 黄色のエスコルチア(左)、ピンク色のアグロステンマ(中央)、薄いピンク色の矢車菊(右)が咲いています(*'▽'*)
■5/30 アグロステンマは花の数が増えました(左)。青色の矢車菊も見られ(右)、6月半ばまで長い期間、咲き続けました。
残念ながら、発芽しなかった花も2種類ありました。
そこで、その2種類を含む4種類の種を購入。この春、特に良く咲いた矢車菊、アグロステンマから種を採取しました!自宅で保管していた種も加えると、昨年使ったミックス種と、ほぼ同じ内容になりました。
ミックスタイプの花の種は、園芸店の種コーナーにも並んでいます。
この秋も、種団子を使って種まきをする予定です!
種団子を作ること自体が楽しく、泥んこ遊び感覚で楽しめます。土の感触は気持ちがいいものです!
小さなお子さんからお年寄りの方まで、みんなでわいわい作る種団子は、花育にもおすすめですよ♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)
五十嵐直美
ガーデニングが趣味で、自宅の庭で花や野菜を育てるほか、ハンギングバスケットマスターとして街を花で彩る活動にも参加している。寄せ植えワークショップも不定期開催中。第4-5期コノコトレポーター。富山市在住。