県内各地の幼稚園からパパ・ママたちが集まる会合では、「みんなどうしてる?家庭のルール」をテーマに講座が開かれました。講師は、親学び推進リーダーの水上雅博さん。

まずはクイズからスタート!どれも簡単そうな問題ですが、会場からはいろんな答えが出てきます。
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水上さん:「答えはコレ!」と思っていた方も、こうやって、いろんな人の意見を聞くことで、正解は一つではなく、様々な考え方があることに気付いたと思います。「自分は正しい」と思ってしまうと、もう他の答えを探すことはなくなります。

 子どもとの会話でも、誠実に話しているつもりでも、実は大事なことが抜けているかもしれません。「自分は正しい」という思い込みには、こういう危険があることを覚えておいてください。

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水上さん:事例を読んでいきましょう。

 
※県教委作成 親学びノート(乳幼児編)より
出典:富山県ホームページ『子育てネッ!とやま』


テキストのダウンロードはこちらから↓
http://www.pref.toyama.jp/sections/3009/hp/oyamanabi_note-nyuyouji_r1-13.pdf

水上さん:ルールを守るためにはどうすればいいでしょうか?守れなかった時には、どうしたらいいでしょうか? 

Eさん:うちもよくスマホで動画を見ています。時間を決めて「守れなかったら、次から見られないよ」と言い、守っていない時には取り上げます。

Fさん:ルールを作っても、だらだら見てますよね。

Gさん(おばあちゃん):うちは孫が泣き止まない時に、娘が見せてます。目が悪くなるんじゃないかとか、脳への影響があるんじゃないかとか、私はドキドキ、イライラしながらその様子を見ていますが、娘にしたら泣き止んでもらうことのほうが優先順位として高いみたい。

Hさん:うちも時間を決めています。でも守れないので、子どもに理由を聞いて「守るためにどうする?」と考えさせます。すると子どもは「次は守る」と言うんだけど、また守れずに…この繰り返しですね。

Iさん:私は時間を決める以外に、「何見てる?」という声掛けを意識的にしていますね。
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水上さん:皆さん、どうでしたか?
「分かる、分かる」と共感してもらえると、うれしかったですよね。この経験を子どもたちにもさせてあげてください。

 親の役割は、子どもの理解者であり、応援者であり、信者(子どもはうそをつくので本質を信じるという意味で)であり、承認者であり、指導者であることではないでしょうか。満点を目指すと苦しくなるので、まあまあの親で十分という気持ちでやってみてください。

【パパ・ママたちの感想】
・思い込みの危険についての話が印象的でした。また自分が話していることと、子どもの受け止めは違うことがあるという話も参考になりました。子どもに何かを伝えるときには、分かりやすく丁寧に話し、さらに理解しているかどうかの確認も必要だと思いました。

・ゲームのルールについて、いろんな意見があることが分かりました。全く子どもには使わせていないという人もいて、驚きました。自分の場合は、一方的に時間のルールを伝えていたので、これからは親子で話し合って決めたいなと思いました。

親学び講座の詳細は「富山県ホームページ『子育てネッ!とやま』」へ
http://www.pref.toyama.jp/sections/3009/hp/oya_kouza01.html