おやつから工芸品まで、富山ならではの逸品を紹介します。(情報は取材時の内容です)

「はちみつフィナンシェ」(1個189円)はプレゼントにも人気。国産や外国産の蜂蜜も豊富にそろえる

きれいな焼き色のフィナンシェを一口食べると、ほのかな甘い香りとともに蜂蜜の優しい味わいがじんわり広がる。風味豊かな生地には蜂蜜がたっぷり染み込み、しっとり滑らかな口どけがたまらない。昭和17年創業の養蜂園が運営する「大場養蜂園カフェ38(みつばち)」では、厳選した蜂蜜を使った焼き菓子を販売している。

蜂蜜は時季によって味や香りが異なり、フィナンシェで使う蜂蜜はその時々で最も生地に合うものをブレンドしている。「できるだけたっぷり蜂蜜を入れて、風味を生かしています」と店長の大場有美さん。卵や小麦粉は県産を使用。バターの使用量を減らし、米油を加えることで軽い味わいに仕上げている。養蜂園ならではのこだわりの味を満喫したい。

左から「きはだはちみつ」(95g702円)、「とちの木はちみつ」(40g486円)、「コーヒーはちみつ」(95g702円)
 

撮影:南部スタジオ