富山県とconocoto編集室では、県内の小学生や中学生からカーボンニュートラルの取り組みを募集し、このたび優秀作品が決まりました。アクションの内容とともに、子どもたちが学んだことや思ったことを順次紹介していきます。

ちょっと気をつけるだけで節約できる!

高沢珠愛さん(富山市・小学4年生)と星来さん(富山市・小学2年生)姉妹

星来さん(左)と珠愛さん

深海生物が大好きです。リュウグウノツカイやメンダコがかわいくて大好き。地球温暖化が進むと、海の生物に影響があるそうです。海の酸素がなくなり、魚たちが息ができなくなってしまうかもしれないと知りました。大好きな深海生物を守るために、おうちでもできることを始めてみようと思いました。

 ・節水→水道をこまめに止める

 ・節電→電気をこまめに消す

 ・ゴミをへらす→よけいなものを買わない、食品を残さない

①すぐにできる節水を考えよう

歯磨きや髪や体を洗っている時間に水を止める

手を洗う間は水を止めよう
歯磨き中は水を止める。うがいはコップを使って節水

●家族5人の節水チャレンジ!

②すぐにできる節電を考えよう

・使っていない電気を消す・使っていないコンセントは抜く・みんなで同じ部屋で過ごしてエアコンの使用台数を減らす・炊飯器やポットの保温機能は使わない 

家電のコンセントは使うときに入れることにしたよ

③ゴミを減らすためにできること

・買うときに必要か考える・使い捨てを減らす・分別をしっかりしてリサイクル・食品を残さない 

おもちゃやふろく付きのお菓子は本当に必要か考えよう

珠愛さん 水をちょっとだけ少なく使うだけで、大量の水を節約できることが分かりました。少しでもいいから気をつけて行動することが大切だと思いました。

星来さん 学校や他のところでも取り組んでいきたいです。

 

母の友美さん 取り組みを通じて、子どもたちの意識が高まったように感じました。使っていない電子ピアノのコンセントを抜いたり、水をこまめに止めたりしました。小学4年生の娘は、校外学習でゴミ処理場を訪れ、ごみを焼却すると二酸化炭素が出ることを学んでいました。学習したこととリンクしたのもよかったと思います。

コノコト編集室からのコメント
ささいな気配りがカーボンニュートラルな取り組みにつながることを体感していました。これからも無理せず楽しく続けてくださいね。