9月中旬、北陸地方は猛烈な雨に襲われ、各地で土砂災害が発生した。石川県では輪島市などで100を超す集落が一時孤立したほか、富山県内でも崩落した土砂が黒部峡谷鉄道の線路内に流入。大雨が引き起こした土砂災害のすさまじさに息をのんだ人も多かったのではないか。富山地方気象台によると、元日に発生した「令和6年能登半島地震」の影響で県内は地盤が緩んで土砂災害が起きやすくなっている恐れがあり、警戒を促す基準値を暫定的に引き下げているという。では、昨年までと比べてどれほど災害の危険性は高まっているのだろうか。詳しく聞いた。

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