本紙文化面の連載企画「たてものに会いにいく」は、県内の建造物を建築家のナビゲーターと巡り、魅力に迫っている。webunプラスでは、ナビゲーターの横顔や紙面で書き切れないエピソードを紹介する。第17回は富山工業高校建築工学科長の藤井和弥さん(42)。紙面では魚津市星の杜(もり)小学校を案内してくれた。

魚津市星の杜小学校を訪れた藤井さん

 建築の専門家で教育者でもある藤井さんが興味を持った魚津市星の杜小学校は、国内初の木造3階建て公立小学校として注目された。新築工事中には富山工業高校の生徒たちを連れて見学に行き、一部の生徒は同小学校の模型作りにも取り組むなど、個人的にも思い出のある建物だ。

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