冷凍スイーツがクールなんです。ケーキやパフェ、団子は今、冷凍販売がトレンドです。専門店が相次いで富山に出店したり、老舗が冷凍品を用意したりしています。冷凍庫にストックしておけばいつでも食べられるし、半解凍も全解凍も食べ方は自由自在! 作り手の視点でも賞味期限が長く、フードロスを減らせるメリットがあります。さあ、冷凍庫を開けて、好みのスイーツを解凍しましょう。食べ頃を迎えるのが、わくわくしてきませんか。(情報は取材時の内容です)

CAFE LA CREBON カフェ ラ クレボン(砺波市)

冷凍パフェを24時間いつでも

「ジェラートパフェ缶 にゃんの缶?」 (各1,000円)左から「宇治抹茶ショコラ大人のパルフェ」「果実たっぷり苺のパルフェ」「濃厚ベルギーチョコレートのパルフェ」。クレープや台湾カステラなどがぎっしり詰まって食べ応え十分。MIKAさんの愛猫をかたどったラベルがキュート

ブルーを基調に、チョコレートをかけたような模様が目を引く自動販売機。スイーツの移動販売店「CAFE LA CREBON」が手掛けており、パフェやクレープなどを24時間いつでも購入することができる。 

【他のおすすめ冷凍スイーツ】クレープケーキロール「いちごカスタードホイップ&宇治抹茶あずきクリーム」「ブルーベリーマスカルポーネ&チョコクッキークリーム」(各1,000円)2個セットで冷凍自販機で販売。冷蔵庫でゆっくり解凍するのがおすすめ。半解凍でクレープアイスとして食べるのもおいしい

一押しの「ジェラートパフェ缶 にゃんの缶?」はイチゴや抹茶、チョコレートなど全部で6種類。全て代表のMIKAさんとスタッフが手作りしており、透明な容器の中にフルーツや台湾カステラ、本格的なイタリアンジェラートなどを詰め込んだ。冷凍の状態なので30分ほど待って味わおう。ふわふわのカステラとひんやり滑らかなジェラートの絶妙なバランスが楽しめる。

代表のMIKAさん。自販機はエステサロンの前に設置されている

パティスリー シュン(氷見市)

滑らかスイーツを自然の中でも味わって

モバイルスイーツの「ピクニックフロマージュ」(左)、「ババローニャ」(各650円)それぞれ地元産フルーツを使った「山ぶどう」と「いちご」があり、爽やかな酸味や甘みを生かしている

「海や山に持ち出して、自然の中でもスイーツを楽しんでもらいたい」と2年ほど前に作り出したのが、瓶詰めの「モバイルスイーツ」。レアチーズがベースの「ピクニックフロマージュ」と、ババロアをアレンジした「ババローニャ」の2種類がある。

【他のおすすめ冷凍スイーツ】「himi 愛す」(各388円)
左から「フルーツ」、「トロピカル」、「いちごミルク」。今年から販売する新商品。洋風のくずゼリーで、冷凍でシャリシャリ、解凍するともっちりとした食感になる

いずれも冷凍で販売しており、常温で30分ほど待って食べるのがおすすめだ。アイスクリームのようなひんやり滑らかな口当たりがたまらない。全解凍するとふんわりとした食感が楽しめる。オーナーパティシエの早川俊さんは「サイクリングやドライブのお供に持って行ってもらえたら」と笑顔で話す。

オーナーパティシエの早川俊さん(左)、フロアマネジャーのダ シルバ ウエノ ラリサ ユリさん

撮影:竹田泰子、さいとう写真事務所