バドミントンS/Jリーグのグループリーグが12月9日、高岡市民体育館であり、6連覇を狙う男子のトナミ運輸が快勝した。来年のパリ五輪を目指す主力選手も出場した年に1度のホームゲームを振り返る。

スタンドを埋めたトナミ運輸応援団=高岡市民体育館

トップ選手の実力披露

 トナミ運輸はベストメンバーで臨んだ。対戦相手は2部から昇格してきたトリッキーパンダース(京都)。若手を起用して経験を積ませる選択肢もあったが、舛田圭太監督は負傷明けの中心選手に調整も兼ねて出場機会を与えた。「勝ち負けだけではなく内容にもこだわり、地元のみなさんに良いパフォーマンスを見てもらおう」と呼びかけていた。

チームを引っ張る保木(右)と小林

 第1ダブルスは世界ランキング7位の保木卓朗・小林優吾。翌週に世界のトップ8だけが出場できるツアーファイナル(13~17日・中国)を控えていた。小林はケガで11月末の国際大会を欠場しており、回復具合を

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