本紙文化面の連載企画「たてものに会いにいく」は、建物の専門家である建築家をナビゲーターとして県内の建造物を巡り、魅力に迫っている。webunプラスでは、ナビゲーター自身の建築に対する姿勢など、紙面で書ききれないエピソードを紹介する。第8回は高岡市の「abs一級建築士事務所」代表、熊谷猛さん(50)。紙面では射水市黒河(小杉)の県民公園太閤山ランド内にある「ふるさとパレス」を紹介してくれた。

オフィスでほほ笑む熊谷さん=高岡市の県産業高度化センター内

 熊谷さんは、高岡市オフィスパークの県産業高度化センター内にオフィスを構え、県内の住宅や店舗、事務所などの設計を手がけている。

「コムテックス」新社屋。箱のような外観が洗練された雰囲気

 モットーは「シンプルな建物をシンプルに作る」。設計を担当し、昨年完成したシステム開発の「コムテックス」

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