来春の選抜高校野球大会の重要な選考材料となる第153回北信越地区高校野球大会は4強が出そろう中、残念ながら県代表校はすべて姿を消した。1回戦と準々決勝を取材しながら「もったいないな…」と感じる場面が何度もあった。準々決勝までの12試合を振り返ってさまざまな数字を調べてみると、その「もったいなさ」は浮き彫りとなった。このもったいなさを解消しない限り、選抜切符、ひいては甲子園の勝利は難しいかもしれない。勝ち残った4校と県勢4校の戦いぶりは何が違ったのか。準々決勝までのデータを検証した。
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