サウナに絶対欠かせないのが水風呂。北アルプスを望む富山県東部の新川エリアは黒部川、片貝川水系の地下水が豊富で、冷たい天然水をぜいたくに掛け流した水風呂を備えた施設が多い。サウナー記者が利き酒ならぬ「利き水」で整いながら、郷土の自然の恩恵を受けた水風呂の魅力を紹介する。

湯屋FUROBAKKAの土管水風呂。女性記者の身長ほどの高さがある

 7月にオープンした「湯屋 FUROBAKKA(ふろばっか)」(黒部市堀切)は、大浴場と貸切家族風呂、貸切サウナ、飲食の四つの広大なエリアからなる。

深さ1・6M、潜水もOK

 一般料金で入れる大浴場には水風呂が三つあり、圧巻は深さ1・6メートルの土管水風呂だ。黒部川水系の名水を地下130メートルからくみ上げ、水温は13度。

ライトアップされた土管水風呂は幻想的なムードも漂う

 一般的にはNGの潜水もOK

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